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『獣狩りの直剣』
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工房の職人ステファン・ウェイナスが考案した「仕掛け武器」。
仕掛けにより、鎖刃に変形する直剣。
鎖刃とは、細かい刃を連結させたものであり、鞭のように扱う。
この毛皮と肉を削る刃は、特に獣狩りに有効であると信じられていた。
のちに獣となったステファンが、この武器で狩られたという迷信がある。
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『獣狩りのバトルフォーク』
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”教区の勇士”ルイスの愛用する「仕掛け武器」。
四つ股のフォークにボルトピストル機構を組み込んだもの。
油圧式ポンプにより、敵に向かって四本の爪を押し出す。
一撃必殺の武器である。
ルイスは、勇士たらんことをおのれに課していた。
それこそ、凡人の心だと自覚していたのだろうが。
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『教区の狩り装束』
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聖ウルス教会が勇士に支給していた狩り装束。
獣狩りが、まだ迷信であった時代、教会もまた獣を狩る勇士を募っていた。
彼らは、弱き者たちの為に立ち上がった、しかし愚かな人々であった。
今や教会は、狩り装束など支給していない。
しかしかつて死んでいった勇士の誇りを継ぐ。
これは、その証である。
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