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健康・メンタルの鍛練編

 日本人は一体何を世界で一番打たされたのか? コロナワクチンへの「評価転換」について

作者: 中将

筆者:

 本日は当エッセイをご覧いただきありがとうございます。


 今回は新型コロナワクチンに対する当初の見解と違ってきていることについて個人的な考察をしていこうと思います。



質問者:

 具体的にはどういう見解が変わったんですか?


 

筆者:

 元新型コロナ対策分科会会長の尾身茂氏が、6月8日放送の読売テレビ『そこまで言って委員会NP』に初出演し、番組内で


「感染防止効果は、残念ながらあまりなかったワクチンです」


「若者は重症化しにくく、ワクチンの副反応が強いため、接種は本人判断でと初期から訴えていた」


と明言されたことです。



質問者:

 前半部分は後になって分かったり変異したりして色々変わると思うんですけど、


 後半の若者についての接種が任意だと「初期から訴えていた」って言うのはどうなんでしょうか?



筆者:

 この「初期」と言うのがどの時期なのか明確にされなかったようなので何とも言えないのですが、


『尾身会長 ワクチン接種を若い世代に促す方策 岸田首相に助言』


 と言う若い世代へ3回目を推奨する記事が2022年4月7日のNHKの記事で誰にも存在を確認できる形で残っているわけです。


 また「任意」と言うのは接種をしないことに対する差別的行動や圧力は含まれないのかどうなのか? そこら辺も気になりますね。



質問者:

 確かに若者のワクチン3回目について推奨を提言している人が「接種は本人判断でと初期から訴えていた」って言うのはちょっとおかしい気もしますね……。


 何か逃げの口上のような気がしてなりません……。



筆者:

 そうなんですよ。


 前段についても変異などによってワクチンの効果が薄まることや、


『打てば感染しない』と宣伝し、未接種の人には社会的制裁のような扱いをした当時の報道や政策は振り返る必要があると思います。



◇スパイクタンパクはすぐには消えなかった



質問者:

 最近、論文についても話題になっているようなんですけど、どのような内容なんですか?



筆者:

 これは2月に公開され、まだ査読済みでは無い論文であることを前提として先に進んでいただきたいのです。


 アメリカイェール大学の岩崎明子教授らの研究で、

 ワクチン接種後の体調不良(PVS)の症状のある42人と健康な22人を比較した結果、

 PVS群の中でスパイクタンパク質が最も高濃度で検出された症例は、最後の接種から600~700日以上経過していたことが確認されたというものです(ただし、検出されなかった例もあったそう)。



質問者:

 そもそもスパイクタンパクってmRNAワクチンで重要なモノだという事は聞いたことがあるのですが、どのような役割をしているのか分からないんですけど……。



筆者:

 スパイクタンパクは、新型コロナウイルスの表面にくっついているトゲのようなもので、これの「型」を作ることによって免疫を得ようというものでした。


 つまり、「型」さえできてしまえばスパイクタンパクは「用済み」であり、体に残り続けることで悪影響が出ることが懸念されていたんです。


 これまでの製薬会社や政府などの見解では「2週間程度で体外に排出される」といったものでした。


 そのために今回の研究ではワクチン接種後の体調不良者の中でスパイクタンパクが検出されたことは、一定程度の関係性があるのではないか? と思われるわけです。



質問者:

 確かにそれはこれまでの観念を覆す研究ですね……。


 スパイクタンパクと体調不良に因果関係が認められなくても、

 一定の割合でスパイクタンパクが体内に何年も残っているという事実はこれまでの見解とは異なりますからね……。



筆者:

 予防接種健康被害救済制度というものがあるのですが、


 過去45年間の全てのワクチン 約 10億回 3522件

 3年間新型コロナワクチン   約4.4億回 8129件


〇死亡認定数

 過去45年間の全てのワクチン 約 10億回 151件

 3年間新型コロナワクチン   約4.4億回 1002件


 と、大きく差が出ています。


 ※数字は25年4月末時点


 1万分の1で死亡してしまったり、1000分の1で生活に支障が出てしまうレベルまでなってしまった人は現在を失うと思います。


 最愛の家族がそうなってしまったら未来を失います。


 特に健康な人に打たせる中、こんな悲劇があっていいはずはないです。


 確かにあの当時ワクチンで救った命もあるでしょうし、打つことで安心感を得た人もいるでしょう。

 

でも、火急の状況で無くなった今、見直さなくてどうするのか?


 と僕は思います。



質問者:

 日本の平均寿命が21年、22年が低下して23年に再び上がったというのがどうにも勘繰ってしまいますよね……。



筆者:

 2021年,2022年の平均寿命の低下の要因は3分の1はコロナ関連であるとするものの、残る3分の2はどうであったか不明だとしています。


 死亡原因不明の残りが全てワクチンの責任とは思いませんが、日本のコロナ対策が間違っていたことは間違いないでしょう。


 ワクチン接種率2回目まででも世界4位の接種率、3回目以降のワクチンブースター接種は世界1位なのを考えるとこの結果は異常です。


 緊急事態宣言の出すタイミングや、行動指針の策定、マスク、アクリル板の設置など、

 世界で一番感染症対策をした期間が長かったにもかかわらず感染者数も多かったという事実です。



◇関心が無いままだと同じことが繰り返される



質問者:

 ところでどうして未だに見直しや振り返りが行われないのでしょうか……。



筆者:

 僕のエッセイを複数読まれた方は予測がついていると思いますけど、単純に利権でしょうね。


 僕の家にTVが無いので全てを熟知しているわけではないのですが、たまに訪問しているクライアント先で勝手についているTVCMでも製薬会社のものが流れているんですね。


 つまり「クライアント様に都合の悪い情報を流せない」という状況なのだと思います。

 

 これは厚生労働省が頼みの綱としている「審議会」にもクライアント様からお金を貰っている人間がいるんです。


 それで公平なジャッジが出来るはずも無く、過去に1度でもお金を貰った人は参加することすら許してはいけないでしょう。


 マスコミや審議会は完全なデマは流しませんが、「報道する情報を選ぶことはできる」ということです。

 いわゆる偏向報道と言われるものですね。


 特にファイザーとモデルナは海外の製品のために特に忖度していると言えると思います。国際問題に発展してしまいますからね。



質問者:

 ではどうして尾身さんのような権威のある方が事実上、以前と考え方を変えて来ているんでしょうか?


 巨大な国際的なバックが付いているのなら心配が無さそうな気もしますけど……。



筆者:

 これにも国際的な動向が関わってきています。


 アメリカのトランプ政権の厚生長官にワクチン懐疑派と言われるロバート・ケネディ・ジュニア氏が就任してから少し動向が変わりつつあるのでしょう。


 アメリカではコロナワクチンの定期接種も5月からは予防接種のスケジュールから削除され、経過を観察する方向に方針転換されてきています。


 武漢研究所などからの「人工ウイルス説」と言ったこともアメリカでは公然と議論されつつあるようです。

 こういった新しい動向もあるために尾身氏あたりは「保険」をかけにいっているんじゃないかなと思います。


 

質問者:

 なるほど、トランプさん達ってこれまでとは違った考えの人たちが多いですからね……。



筆者:

 ただ、トランプ氏一派が“正義”とは僕は考えていなくて“別の利権”を作りに行っているような気もしますけどね。


 イーロンマスク氏を始めAI、仮想通貨開発者のお金持ちが支援していますからね。


 ただ、日本では一部で“保険“をかけにいっている人たちがいるという程度で、

 「静かにやり過ごせばバレないだろう」ぐらいに思っている推進派だった方は多いと思います。


 無関心な国民が多いと政治家は動かないですし、

 審議会で「重大な懸念が認められない」としていることから定期接種は続けられるでしょうね。



質問者:

 そうなるとまた新しい感染症が発生した場合は同じようなことが繰り返されるという事なんですか?



筆者:

 そうだと思いますよ。


 また国民の行動は制限され、“新しい技術だ”と言って効果不明のワクチンを打たされる。そして後になって喧伝されたことより悪いことが発覚する。


 そして振り返る時は“あの時は仕方なかった”でおしまいになる。


 本当は国民に半ば強制した政策を一つ一つ検証していかないと、絶対にダメだと思いますけどね。



質問者:

 公衆衛生や公共の福祉は大事だと思いますけど限度を超えた圧力がありましたよね……。



筆者:

 時期には憲法に緊急事態条項が出来て更に国民の権利が奪われる可能性までありますね。


 だからその前段階として国民側から新型コロナ対策として検証をするように要求していく必要があります。


 しかしそれも間に合わない若しくは無視される可能性もあります。


 そうなると近い将来“次のパンデミック”があるなら今回の教訓を個々人で覚えておき、政府やマスコミに流されないことが大事だと思います。



質問者:

 ただ「反ワクチン」と呼ばれる方々も「接種から3年で死亡する」「人口削減のためにワクチンを推進している」などと過激な方々がいましたよね……。

 


筆者:

 あれは本当に酷いですよね。


 基本的には新しいものや未知のモノは「よく分からない」と言う事で様子見していくことが大事だと思いますよ。


 賛成派と反対派で意見が極端に真逆の場合は「中間」や「中庸」が妥当なのかなと思いますね。


 僕はワクチンを打つことにも打たないことにもリスクとベネフィットがそれぞれ存在するので、それを考慮した上で判断し、それを他者から強制されないことが大事だと思いますね。


 ただ、接種派が圧倒的に多く摂取するリスクが軽視されすぎる傾向にあったのでそれは問題だと思ったので「広義の意味での反ワクチン」に僕も該当する気もしますね(笑)。



◇健康法



質問者:

 新型コロナワクチン接種者は人口の80%以上いらっしゃると思うんです。


 未だにスパイクタンパクが体の中に入っているかもしれない可能性もあると怖いと思うんですけどどうしたら良いんでしょうか?



筆者:

 僕が健康問題の際にいつも申し上げていることは、「プチ断食」、「食事習慣の改善」、「運動」「入浴」の4つです。

 

 全部を詳細に解説するとそれだけで一つのエッセイになるのでどれも簡易的に語りますが、


 「12時間以上のプチ断食」を行う事でオートファジーが起き、古い細胞を食べてくれちょっとした若返りの現象が起きていることがノーベル賞も獲得するほど実証されています(ただし“育ち盛り”の年齢には不向き)。


 食事は砂糖、小麦、喫煙、酒のうちからストレスの無い範囲内で2種類を制限すると体の調子が良くなります(筆者は小麦の一部と喫煙と酒断ち)。


 運動(有酸素運動が特に良い)を週に5日以上繰り返すことで高血圧、糖尿病、癌などを低下させ、「抗鬱剤」と同程度の精神的プラス効果があります。


 入浴は疲労感の回復だけでなく新陳代謝を活発化させ、血流を良くすることが出来、免疫力を高める効果があります。



質問者:

 それを全て実行できそうな方は少なそうですけどね……。



筆者:

 ワクチンを打ってない方でも日本は添加物まみれなので、何か解毒方法を取らないといけないと思います。


 どれか一つでもできそうなところからでも良いと思います。


 無理のない一歩を踏み出すことを「ベイビーステップ」と言いますが、それを行う事が大事だと思います。



質問者:

 食べ物を制限することは分かったんですけど、何か食べた方が良いものは無いんですか?



筆者:

 そうですねぇ。僕がよく飲んでいるのはドクダミ茶ですね。


 ドクダミの葉はそこら中にあるので公園などからちょっと取ってきて、

庭がある方は植えると増えますね。


(生い茂っている所じゃないと農薬が撒かれているリスクがありますが)


 ドクダミは虫刺されの改善にも繋がるのでこれからの季節は大活躍しますね。



質問者:

 ドクダミは増えすぎると怖いそうですけどね……。



筆者:

 ウチは増えすぎる前に適度に刈り取っています。


 日本人で馴染みがある納豆や梅干しもいいですね。


 納豆と味噌には心血管疾患による死亡率を低下させる効果があるという研究があり、


 梅干しのクエン酸にはアルカリ性に対する中和作用があり、疲労回復効果があります。



質問者:

 とにかく地道にやっていくしか無い感じなんですね……。



筆者:

 アレルギーにも色々な種類があり、体質も違うので万能な健康法は無いと思うのですが、皆さんのご自身に合った方法で改善を模索しないと健康は増進しないと思いますよ。


 国がことさら推奨するモノは「利権が絡んだ怪しいモノ」と思った方が良いですからね。


 これからも健康や生き方について個人的な意見を述べていきますのでよろしければご覧ください。

 今週の週間ニュースは僕がピンとくる政治ニュースがほとんど無かったことからお休みします。ご了承ください。

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― 新着の感想 ―
尾身さんの発言は、医者界隈では評価されているようですが、正直、梯子を外して逃げを打ったようにしか見えません。私は、一般的なワクチン接種のメリットは肯定していますが、コロナワクチンに関しては、重症化予防…
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