旦那ちゃんと嫁ちゃんのたんじょうびプレゼント
最終回に・・・。
今年も旦那ちゃんは誕生日を迎え、嫁ちゃんからプレゼントを渡された。
3年前は「鬼滅の刃」全巻だった。
しかし、雲行きが怪しくなった(笑)のは、去年からであった。
「最近、目が疲れるんだよな~」
と言っていた旦那ちゃんに、
「はい」
と、ネット通販で購入したVRメガネ風な、マッサージ機をプレゼントしてくれた。
目の周りが温かくなる機能と、マッサージ付きの赤いメタリックのナウいゴーグル?であった。
しかし、2日(20分ぐれえ)も使えば、バッテリーがなくなり、充電しなくてはならない不便なものでした。
嫁ちゃんの気持に感謝しつつ、旦那ちゃんは、近未来のゴーグルをつけながら、
「ああ、見える。見える、見えるぞ!私にも女体ハーレム祭りがっ!」
と、両手を宙にモミモミしつつ、文字通りVR妄想ごっこをして遊んだ。
さて、今年だが、
「旦那ちゃん、肩や腰痛いって言っていたよね」
「うん」
「誕生日プレゼント期待してね」
「Switchがいい「鬼滅」のソフトも付けて」
「もう決めたから」
「・・・いけずう」
そうして、数日後・・・小包が届く。
「これこれ~開けて見て~」
「はい」
ごそごそ。
パッケージを見て、旦那ちゃんは一言、
「これ電〇やん」
「なに言ってんの。これいいのよ。テレビショッピングでやっていたんよ」
「・・・いや、どうみてもウィーンするでしょ〇マやん、やっぱり。自分の欲しいのを買ったやろ」
「失礼な事言わんどいて」
という、まんま電動マッサージ機が届いた。
その振動は驚愕、結構凝りに効くけど・・・。
「・・・やっぱり嫁ちゃん」
「しつこいっ!」
ちゃん、ちゃん。
ふさわしくないかも~(笑)。




