関西弁〜ズッキーニのかほり
「ダ、ダルイ.........」
「前回と同じ始まり方すんじゃねえよ!!」
と、ワニのポーズを取りながら(威嚇のつもり)愛梨にツッコミを入れる優。
「ほんじゃ、ラー油ガバガバ飲んでみましょう! あ、醤油も次に飲んじゃえ♡はっ! つめーたいぎゅーにゅうでお腹壊してちょ♡ あぁ下した九段下駅舐めたらゲンコツ百人力〜!! 」
どこかで聴いたことあるようなメロディが聴こえてくる人には聴こえてくるシナモンロール。それを歌いやがった犯人はそう! ズッキーニ愛梨だぁ。
「私、醤油ならコーラと間違えてガバガバ飲んだことありますが、普通に美味しかったです」
そう反応するのはアキナ。
「塩分〜〜〜〜〜」
と、だけ反応する優。
「そのつぎの日、運動したら塩吹きまくっちゃってさ、上の服もう......真っ白けっけ」
そう続けて説明するアキナ。
「やっぱり塩分〜〜!!」
と、だけ反応する優。
「ジークフリートよりもシーラカンスって言ったところかな??」
そうその話を聞いてコメントするのは伝説のズッキーニ愛梨。ちなみに、ズッキーニに意味は無い。
「やっぱり??うちもそう思ったんよ〜〜 シーラカンスうちの家で飼っててな。 可愛すぎんねんて!」
何でいきなりそんなことを言うのかアキナ。
「え、シーラカンス何食うの......てか飼っちゃダメでしょ!!」
なるほど、適切なツッコミ。優。
「体調2mくらいになるんや!!」
「いや、確かにシーラカンスってでかいけど、そんなだったっけ??ていうか、実物知らんわ!!」
「なら、ツッコミ入れてんじゃねえ!!」
アキナ、優、愛梨の順に話が進む。
「あ、でも昨日シーラカンス食べたわ。間違って、母ちゃんが揚げちゃって!」
「なんで、関西弁なんだよ! 帰国子女!!」
「そこ今ツッコミ所じゃないでしょ!」
アキナ、優、愛梨の順に。
これもまた、とある日のホームルーム前の話。 もう6月を迎えようとしていた。