いつもの帰り道
カスピ海の水をすべて飲み込んでしまった愛梨は、世界の理 通称、 鮭ごはん を覆してしまったのだった。アキナはラーメンにサイダー入れてそのまま食べちゃうし......oh、私達今、最高にダンスしてるってね!!
「もう5月じゃん??、 龍がそろそろ目覚める時だし、レジェンドヘヴンしたいと思うな〜あっぽぅ! あっぽぅ!」
愛梨は力強い口調で帰り道、2人を元気づけるかのようにして張り裂けんだ。
「ルルルルルルルルルルルルルルル......私は堕天使との面接!! アンニュイな気持ちはライブラリへと! 変更、後日談〜〜」
そんなこんななアキナ。
「ちょっと、2人とも目覚めなくてもいいし、面接しなくていいから......私のことを天使様とお呼び??」
ツッコミなのかわからない優。
「天使様〜?? ちょっとマジキモイんですけど〜全世界が震えちゃってフルーチェつくるーちぇ!」
唇お口チャックの動作をするアキナ。
「ちょっと帰り道なんだよ?? 周りに人いるんだよ?? 少しは静かにしようよ! 」
珍しくまともな愛梨。
「す、すまん......」
そう、優は、優だけは呟いた。問題のアキナはふけもしない口笛を吹いていた。
「静かにしないとさ......私、妄想に集中できないんだよ。 もうぐへへへへ! ぐへへへへ!」
顔がとろけてる愛梨。
「流石にその顔......はGUILTY!」
と、言ったアキナ。お前もGUILTYだぞアキナ。
「バルサミコ酢、バルサミコ酢、三回転ひねりしてネームペン! バルサミコ酢、バルサミコ酢、三回転ひねりしてネームペン!」
静かにしろと言ったところですぐにそんなことを言い出す愛梨。
「どんな妄想してんだよ!!!」
と、優の激しいツッコミ。
こうして楽しい帰り道は続くのであった!