閑話
更新するの二日も忘れましたことをお詫び申し上げますm(__)m
ルノワール王国の玉座の上から、セドリックは黒髪の少年を見下ろしていた。
「其方は巷を騒がせている例の冒険者か?」
大臣の一人が少年に問いかける。少年の傷だらけで汚れた服装を見てか、その声には嘲りが含まれていた。
「どうした、答えぬか」
少年は答えを躊躇っているのか、はたまたどう答えればいいか分からないのか、少しの間を空けて口を開いた。
「そ、その通りだと、思います……多分、はい……」
「出現したケルベロスを討伐したというのは誠であるか?」
間髪入れずにその大臣が質問を投げかけた。
「え……あの犬みたいのなら、そうだ、けど」
「ほう……そういえば珍妙な剣技を使っていたな」
「珍みょ……」
「あの変わった剣はどこで手に入れたものであるか?」
「生まれはどこだ、正体が分からぬものを信用するのも躊躇われる」
他の大臣も質問を始めた。セドリックは呆れたように頭を抱えた。
(ここは謁見の場ではなかったのか、王の私を差し置いて質問会をはじめるとはな)
セドリックが咳払いをすると、辺りに静寂が満ちた。
「では私からも一つ質問しよう」
セドリックは少年を見据え、ゆっくりと溜めを作ってから口を開いた。
「其方は――」
セドリックの言葉に、少年は目を見開くことになる。
訳分からないですよね、大丈夫です。僕もです。モヤモヤする方はどうぞモヤモヤしていてください。
次の更新は多分遅れると思います。この頃執筆が進みません。と言うのも、なろう内のある小説が思いのほか面白くてついついマウスが伸びてしまって勉強も小説もなにもない感じなんです。本当困りますよね。小説に負けないように頑張ります。




