表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Legend of brave  作者: たいがー
第一章:伝説の始まり
1/45

プロローグ

異世界です。勇者です。魔王です。もうお分かりかと思いますが、ベタベタです。

何の新鮮さも見出せないかと思います。ここまで読んで、読む気がうせない人がいたら、ぜひ読んでください。

更新は不定期になると思います。

 ここはルノワール王国の首都であり王都〈マルギザーニャ〉。そこにある一人の冒険者がいた。

 16から17歳くらいだろうか、ここでは珍しい黒髪黒目の少年、かわった剣を持っており、一目で異国の人物だという事がわかる。その少年は珍しいものを見るように街を眺めていた。そこにある一人の行商人が声をかけた。

「ちょいとお兄さん、どこからきたんだい?」

 少年は言葉を濁し、遠いところと答えた。

「ああ、いやいやいや、答えたくないならいいんだけどさ、なにかお土産を買ってかないかい?」

 少年は面白そうだと、覗いていくことにした。

「うちは何でも売っているよ、この本なんているかい? 高名な魔道士の伝書さ、字が読めない? そうかそうか、じゃあこれなんかどうだい」

 行商人はなにかごそごそと探し始めた。

「ああ、これだこれだ、面白い魔道具何だけどね、ここんとこを押すと光りだすんだ。どうだい便利だろう? お兄さん冒険者なら迷宮とかにもってこいだ」

 黒髪の少年は興味深そうに手にとって眺めていたが、結局買わなかった。

「相当目が肥えてるね、じゃあこんなのどうだろう」

 行商人はひとつのペンダントを取り出した。濁った青色で、皹の入った宝石がついている。何か刻印が入っていたようだが、よく見えない。

「このペンダントがどうしたって? 話すと長くなるんだが、20年前の魔王襲来はわかるかい?

 え、知らないって? こりゃたまげた。お兄さんどんな田舎から来たんだい」

 行商人は呆れたように言った。

「20年前、この世界を脅かす大事件がおきた……」

 行商人は語りだした。あの世界中を恐怖に陥れた魔王と、人々の希望の光として現れた勇者の物語を。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ