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そういえば、いつもなんとなくひとりだった。

作者: 福田光一

 巣に悪戯された蜂みたいに騒ぐ子供たちもようやく寝たからぼんやりと考え事をしている。

 時折意識してはいたのだが、自分自身の友達との繋がりが全くなくなってしまった。

 仕事があり家庭をもつとそうなるものさ。普通なのだ。

 そもそもが不精な人間としては、こっちからいちいち何か言ってやらなければならないひとびとよりも、お父さんお父さんと呪文のように唱える子供たちの相手のほうが、面倒がなくていい。相手の暮らしぶりなどを伺いながらどうだい近頃なんてわざとらしいとおりいっぺんの挨拶を並べ立てなければならないなんて、まったくああもう手間がかかって仕方がない。

 子供相手ならこうだ。

「何か買って」

「駄目」

「だっこして」

「どっこいしょ」

極めて簡単でよろしい。

 こういう考え方をする人間であるから、したがって、友達なんぞそもそも多くはいないのだ。

 だがしかし、子供の友達については気になるのだから、要するに人並なのだ。


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