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実験体と螺旋と、概念。  作者: ナナシノゴンベエ


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しらないよ。

いつからこうなったんだろう?いつからこうなったんだろうね。

どうしてこうなったんだろう?わかんないや、わかんないよ。

きっとこれからもわからないしわかることもやめてしまうんだ。


実験体αと実験体βは常に相反する関係にあり、常に依存する関係にならなければならない。

実験体αは死なないし死ぬことさえできないが希死念慮に苛まれ怪奇の目で見られるいつまでも”不幸”で”可哀想”な生き物であると仮定すれば、実験体βは死ぬし死んでしまうが嬉しい楽しいこと、感情に囲まれ周りに恵まれる儚い”幸福”で”恵まれている”生き物だと断定される。


実験体αと実験体βの”設定”は常に守られていなければならず、他の多元にも存在するが、”設定”が破綻したとき何があるかは観測されたことがない。観測されたことがないし視えない。視ることすらできない。きっとあるのは真っ暗なせかいだけさ。わかんないんだもん。


観測されたことがないほど強大な”何か”をもたらす存在が誰によって作られたのか、”上位体”か”下位体”か”同位体”かすらも、我々が数年数十年数百年数万年もの時間をかけて探しているのに、”我々”が探しているのに、【我々】が探しているのに!!

...見つからない。なぜだろう。どうしてだろう。わからない、全て。全てーーーーー


何万年経ったのかもわからないのに”儚い”βは死なない。何故だろう。条件が違うのか?これしか考えられないよ。βは死んでいない。矛盾が確かに存在するはずなのに設定の螺旋階段は続く。ずっと登っても消えない螺旋が続いている。何故だろうなあ。わっかんないや、どうしてでしょうね?知らないよ、どうでもいいよ。わからないよ、わからなくていい。わかんなきゃいけない。なにしてたんだっけ、


ま、いっか。どうでもいいよ。どうでもよくない。

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