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この体で魔法が使えたら...  作者: Clover
プロローグ
1/2

全ての始まり


僕の名前は栄 光(はなぶさ ひかる)大阪に住んでいるごく普通の社会人だ


そのまま読むと"栄光"あまりにもふざけた名前だ。


通勤のために梅田から大阪メトロ御堂筋線の電車に飛び込む。その瞬間突然俺の体をまぶしい光が包み込んだ


目を開けるとなぜか中世ヨーロッパのような場所にいた


何もわからず歩いていると、目の前に女性が現れた。美しい月白色の髪の毛を後ろで結び、肌は白く、スタイルもよかった


彼女はこの世界がよくわからない様子で、俺に質問をしてきた


「ここはどこですか?」


しかしそんなこと僕もわからない。電車に乗ろうとしたら突然ここにきてしまった...と説明をすると、彼女も同じことが起きたという


その瞬間周りに数千もの人間が現れた。恐らく全員が通勤のために電車に乗ろうとしていたのだろう。


しかし、何をやればいいのか分からず呆然とあたりを見回していた。


すると、空が暗くなり一人の巨大な男が現れた。その男が現れた瞬間その場にいた全員が驚いた。その男は僕が働いてる会社の社長だったのだ。


ということは...この場にいるのは全員俺と同じ会社なのか?そう考え、先ほどの女性に勤務先を聞こうとした瞬間。


社長が喋り始めた


「皆、私の事は知っているであろう。君たちが働く会社で代表取締役社長を務めている平木 文也(ひらき ふみや)だ。君たちがここにいるのは理由がある。我々が今開発しているプロジェクト"VRMMORPG Four Leaf Clover"を完成するために君たちにテストプレイをしてほしいのだ。ここにはそのプロジェクトに携わっている4133人が参加している。君たちならこのゲームの事をよくわかっている...だから、クリアするまでここからは出れないように設定した。それでは、健闘を祈る。」


Four Leaf Clover 略してFLCは僕が働いているグロリアが開発しているVRMMORPGだ


ゲームとしては、四葉のクローバーの葉っぱ1枚ずつにボスがいて、そいつらを倒すとラスボスが現れる。そのラスボスを倒せばゲームクリアと簡単だ


しかも、この人数だすぐに終わる。


しかし...そんなことがあるはずもなく、このゲームは1万人に対して発売を予定しているので、1万人がやっても飽きないような難度になっている


普通、1万人でクリアするところをその約4割でやるのだから1人が通常の2.5倍の力でやらなければクリアもできないのだ


幸い、FLCがプレイできるハードの発売予定時期までには2年ある。ゲームをクリアするには十分な時間だ


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