手記
この世界に永遠は存在しない。この世は全て変化によって成り立っている。その変化とは進化であり、生命は危機的状況に陥り、絶望的な危険に迫られ、晒された時にのみ行われる。しかし、別の世界ではどうだろうか。永遠の世界では永遠は当たり前であり、我々の住んでいる変化する世界とは常識や固定概念、論理的思考がまるで違う。変化する世界の人々は変化を嫌い日常を望み、永遠の世界では人々は変革を望む。何故ここまで2つの世界で思想に違いが生まれるのか。それは命の考えが違うからだ。前者では命を消えゆく短く儚い物だとして捉えられ、後者では命は失う事の無いありふれたものとして捉えられている。この2つの差異が別の世界たらしめているのだが、この2つの世界の思想が混ざり合えば、世界は滅び、全て消える。ちょっと待て、アレが居ない。何処に行った?まさかこの手記を狙っているのか?この手記には様々な機密が書かれている。世界の知識に関する事だ。だからアレが欲しがるのは当然だな。しかしどうすれば良いだろうか。取り敢えずこの手記は別の世界に飛ばす。永遠の世界では無く、神々の世界でもない、単一なる神の管理する世界に。どうかコレが読まれますように。
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マタタリアンです。どうもよろしくお願いします。自分文章力皆無な上、国語が時々おかしかったりするのでそこのところは悪しからず。もし良ければ読み終わったあとに良い感想を述べてくれると今後のモチベに繋がりますのでお願いします。ではまた、次の機会にお会いしましょう。