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銀のペンダント  作者: 上村文処
エピソード2 授業~師匠~笑う
82/1018

2-14 あの、先

「あの、先に行ってますですから」


 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。へこへこ頭を下げつつ、とりあえず、人のいないテーブルの端の方に。


「はー」


 面と向かって褒められると、なんか、こう、身体がざわつく。もしかして、私は前世では人に褒められたことがなかったりするのだろうか。

 うーむ。


「お待たせしました」

「いえいえ」


 正面に座るだろうと思って、テーブルの上に置いていたトレイを少し手前に引いたら、スプリングフィールドさんは躊躇うことなく、私の隣に座った。

 ……まぁ、これはこれでいいか。二人連れだからと言って、向かい合って座らなければならない、ということはない。

 スプリングフィールドさんのお食事は、サンドイッチのセット。卵のと、トマト多めの野菜のと。スープは、コンソメスープのように見える色。

 なんだろう、女子っぽい。


「お食事は、お急ぎにならなくても大丈夫です」

「分かりましたです」


 私のは、昨日、コールズさんが食べてたやつと同じもの。醤油ベースの香りがするラーメンに、チャーハンの小。どちらもおいしそう。そしてラーメンは熱そう。右テールと左テールがラーメンの中に入らないよう、気を付けなければ。

 まぁ、前かがみになって食べようとしない限り、大丈夫そうではある。

 ほいでは。


「いただきます」「いただきます」


 スプリングフィールドさんと声が揃ってしまった。


「えー」

「揃いましたね」


 そっすね。


「食べましょう」


 ですね。


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