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銀のペンダント  作者: 上村文処
エピソード1 転生~ステータス画面~戦い
63/1018

1-63 ……稲荷

┃───────────────────

┃■技能情報

┃技能点: 4

┃技能:

┃〈ステータス画面〉100

┃〈異世界消却〉1

┃───────────────────


「……稲荷寿司、もう一個食べよう」


 うん。おいしい。


「……もう一個、食べようかな」


 やっぱりおいしい。

 ……ふむ。


端末宝珠(ターミナル・オーブ)を使ったステータス情報の表示さえ、表示制御プラグインでの完全非表示は欺くってことだよなー、これ」


 私の身分証に、〈異世界消却〉は書き込まれていない。


「……技能要素(スキル・エレメント)の確認、するか」


 〈異世界消却〉を長押し。


┃〈ステータス画面〉100

┃▼〈異世界消却〉1

┃|

┃├─習得値─

┃|

┃|- / -

┃|

┃├─技能要素─

┃|

┃|# 技能階梯 1

┃|●完全消却

┃|ありとあらゆる全てのものを、例外なく

┃|異世界ごと消却する。

┃|本文における消却とは、対象を始めから

┃|無かったものとする状態に置くことをい

┃|う。

┃|

┃|●消滅猶予

┃|本技能保有者の死後、その自我が消滅す

┃|るまでに任意の期間の猶予を得ることが

┃|できる。この猶予期間中、本技能保有者

┃|の視点において、時間は経過しない。

┃|


 完全消却は、書いてある通りのことができるのだと思う。私は、この世界を消せる。

 意識すると、頭の中に大量の棘みたいなものが刺さっている球体が浮かんできて、その棘を全て押し込むと、この世界は多分、消える。

 気がする。

 とりあえず、頭の中で、うるぅあーっっ、と球体を遠くの方に放り投げておいた。

 うん、向こうの方にあるのは分かるけど、でも、引き寄せてからじゃないと棘は押せない。

 はず。うむ。


「間違って使ってしまうことはなさそう。もう一つの方は……ぬーん」


 私が死んだあとも、私の自我が消えるまで、好きなだけ、時間が止まった状態で、この世界に留まることができる、という意味。か?

 それができたとして、いったい、どうしろと?

 死に方が気に入らなかったので、この世界を消しますね、ができる、ということ?

 そんな頭のおかしいこと、私は絶対にしない。

 この世界は、私に何をさせたいんだろう。


「三つ目は、これか。まだ見てなかった」


┃|●自在上昇

┃|本技能に習得値は存在せず、技能点によ

┃|ってのみ、技能階梯の上昇を行なうこと

┃|ができる。技能階梯の上昇には、現在の

┃|技能階梯に同値の技能点が必要となる。

┃|


 習得値(ラーニング・スコア)を溜めようがないから? 一度使えば、全てが消えるわけだし。私も含めて。

 技能点(スキル・ポイント)は、なぜか4点あるけど、技能階梯(スキル・ランク)が2以上の技能要素(スキル・エレメント)は……あ、読めるようになってる。


「そうよねー、〈ステータス画面〉の技能階梯(スキル・ランク)、100だものねー、表示できて当然よねー」


 ……むーん。


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