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銀のペンダント  作者: 上村文処
エピソード2 授業~師匠~笑う
118/979

2-50 まだ、内

 まだ、内容を把握できていない技能要素(スキル・エレメント)がたくさんある。

 けれども。


「えーと、何だっけ」


 ステータス情報パネルを呼び出して……プラグイン管理パネルを呼び出して……。


「あ、これだ」


 スクリプトプラグイン。プラグイン管理パネルから長押しすると、専用のパネルが出てきて、そこに、スクリプト、というものを書く。右上にある本の形をしたアイコンを押すと、スクリプトのマニュアルも呼び出せる。


「出でよ、マニュアルー」


 文庫本を二冊、縦につないだぐらいの大きさのパネルが出てきた。『スクリプトプラグイン マニュアル』と書いてあって、パネルの一番下中央には、1/900と書いてある。


「これって、ページ数のことだよなー」


 見るの二度目だけど。改めて。

 何なの、九百ページって。


・ステータス情報パネルを使った各種作業の自動化をするためのプラグインが、スクリプトプラグイン


 作業の自動化と言われても、どんな作業ができるのか、が分かってないと、先に進めない。その上で、このプラグインで、私に何か、したいことがあるのかどうか。


「うーん……あ」


 技能点(スキル・ポイント)を、〈異世界消却〉に振り分けるのに使える?


・銀のペンダントに結線して、技能薬(スキル・ポーション)を取り出す

技能薬(スキル・ポーション)を使って、技能点(スキル・ポイント)を増やす

・増えた技能点(スキル・ポイント)を〈異世界消却〉に投入、その技能階梯(スキル・ランク)を100にする


 この、3番目の作業を自動化する。できるのかどうか分からないけど。


「でも、それができたとして、私はどうしたいのか」


 ぬーん。


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