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銀のペンダント  作者: 上村文処
エピソード2 授業~師匠~笑う
110/1021

2-42 にょ

 にょ? おぅ、もう九時過ぎてますね。


「ケーキ残っちゃった」

「持ち帰り用に包んでもらったりとかできないんですか?」

「大丈夫。できるわよ」

「おー、良かった。今日の夜食はケーキです」

「太るよ」

「太るわよ」

「食べたあとに走ります」

「付き合おうか?」

「トーチライトさんはどうします?」

「遠慮しておきます。それと、今日は特例でシルヴァラ・レインツリーさんとの外出を許可したけれど、次からはうちの職員もちゃんと、同行させてよね」

「あー、お昼ご飯食べに出た時のあれですか」


 なんか、転生者組合(リレイターズ・ギルド)の職員控室みたいなところに二人で入っていったら、レインツリーさんを見て、職員の方々が全員立って一礼した時はびっくりしましたです。


「夜の外出はさすがに駄目かー」

「当然です。今、警報出てるんだから」

「そうだった」


 大丈夫です。夜に外には出ないです。走るというのも、本気ではないです。


「ブロッサムさんも、適当なことは言わないの。この人、そういう言葉の揚げ足取るの、大好きなんだから」

「えへへ」


 ほへへ。


「じゃ、あたし、お会計してくる。ケーキも頼んでくるね」

「お願いします。今日はごちそうさま」

「あ、ごちそうさままでした」

「いーえ。どういたしまして」


 それじゃ、帰りましょうか、と言ったトーチライトさんに、


「そうですね。帰りましょう」


 と、私は言った。


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