表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀のペンダント  作者: 上村文処
エピソード2 授業~師匠~笑う
105/1020

2-37 名前が

 名前が重要ではないのだとしたら、私はいったい、この世界に何で(・・)識別されているのか。


「着替えの時に、技能要素(スキル・エレメント)の中身は見たはず。認証鍵のところに何が書いてあった?」


 思い出せ、私。


「情報図書館という言葉は覚えてる。意味が分からなかったから、そういうものがあるのかぐらいにしか、思わなかった」


 ……駄目だ。窓を見て、目を開いた時に感じた部屋の明るさは、外から差し込んでくる陽射しだったんだな、というようなことを考えたのは覚えてるのに。


「名称、ヨリコ・ブロッサムに対する、というところが、多分、別の表現になってた……そうか」


 私には読めない記号が書いてあった。その記号は、今なら分かる、この世界の文字だ。でも、日本語として認識できない……暗号、とも違うけど。数字の羅列に近いのかな。


「世界が個人を識別するための暗号めいたものがあって、それが名前に置き換わった」


 私が自分の名字を決めたあとに。

 つまり、技能要素(スキル・エレメント)の中身が書き換わった。こう考えると、しっくりくる。


「うーん」


 だから何、ではあるけど。

 まぁ、個人を識別するための暗号というか、記号というか、そういうのがある、という話か。前世の世界にも、なんとか番号というのがあったし。


技能要素(スキル・エレメント)の中身が書き換わる、ということの方が問題か」


 それとも、これもまた、そういうものなのか。


技能要素(スキル・エレメント)とは、そもそも、何なのか


 夕ご飯の時にでも、レインツリーさんとトーチライトさんに聞いてみようかな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ