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銀のペンダント  作者: 上村文処
エビソード9
1017/1018

9-121 教頭先生のこと

「教頭先生のこと、言うの忘れてて。ごめんね。びっくりしたよね」

「あ、いえ、そのー、びっくりはしましたけど、異世界だし、ああいう感じの人がいてもおかしくは、な、い、の、か、な、と……」


 冷静になれ。

 ものすごくおかしくないか。

 いくらなんでも、骨の人が学校で先生してるって。


「ほかにも、骨の人族みたいな方は、いらっしゃったり?」

「いないよ。教頭先生というか、あの学校の先生たちは、少し、特別な人たちばかりだから」


 夕ご飯で楽しく、お話をしたけれども、教頭先生も普通にお食事をされていて、あ、ご飯食べるんだ、とは思ったけれども。


「そのー。特別な人たち、という言葉の意味を、お尋ねしたりするのは、良くないことだったりですかね?」

「あの学校に通ったことのある人は、みんな知ってるから、別に、タブーとかではないよ」


 そうなのか。


「知りたい?」


 うーーん。

 テイラーさんは、にこにこしてる。

 うーーん。


「お伺いしてもいいですか?」

「うん」


 なんだか嬉しそう。先生方のことが、好きなんだろうな。

 好きな人たちのことを知ってもらうのは、多分、嬉しいこと、だと思う。

 私も、師匠の一般的な、圧のイメージを、若干、むーん、と思わないでもないし。

 皆さん、怖がり過ぎ、というか。いや、実際、怖いけれども。


「ソラウミ学院の先生たちは、全員ではないんだけど、迷宮から校長先生が助け出した人たちが多いの」


 迷宮から。


「森林迷宮と、岩窟迷宮、というやつですか? 鉄葉戦争の時に作られた、というお話の」

「うん。そう」


 鉄葉戦争って、四千年続いたとか、そういうお話だったよな。


「助け出された方々、なんですか」

「うん。魔印武具は知ってるよね?」

「コールズさんが自由自在に扱える、という、あれですよね」


 呪われた武具。


「そうそう。その、魔印武具に魂を拘束されている人たちが、先生たち」

「あ。へー」


 待て。拘束、()()()()()


「今も、その、魔印武具の支配下にある、ということですか?」


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