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銀のペンダント  作者: 上村文処
エビソード9
1011/1018

9-115 どのような情報に、

「どのような情報に、あいつの書き込みはありましたか?」

「魔力、の説明文です」


 ……あってるよな。

 レインツリーさんに見てもらった、けど。


「ああ、レインツリーさんが確認した、という話ですか?」

「そうですそうです」

「先生の新しいメモが見つかった、とだけ僕に言ってきたので。なるほどね」


 ちゃんと、私に配慮してくれていたんだ、レインツリーさん。


「その内容までは、詮索はしませんが……そうだな」


 少し、考え込んでいる様子。なんだろう。


「あいつに協力を求められて、関わっていた研究が一つあります」

「はい」


 研究?


「魔導の実行に用いられている、言語の研究です。彼は、我々が使用している、呪文の詠唱に用いている装飾的な言語を、日本語だろう、と推測していました」


 ……日本語。


「あぁーのぅぅ」


 取り乱すな。取り乱すな、私。


「あいつが僕だけに言ったことは、たくさんあってね。その研究成果の破棄には、僕も付き合いましたが、どこかに残しているだろう、とは思っています。例えば、情報図書館が考えられますね。書き込みが存在する、となると」

「あぁー、な、なるほどですね」


 余計なこと言ったか。もしかして。

 あわあわ顔の私を、レイヴンさんが若干、面白がっている雰囲気もある。


「少し、魔導の説明を」

「はいです」


 はいですってなんだ。笑われてる。


「詳細は面倒くさい話なので省きますが、魔導には、力の器と呼ばれているものがあります」


 力の器。


「そうです。どういったことをしたいかを、決めるためのもの、ですね。魔力を光に変換したい、とか」


 なるほど。なんとなくだけど、低速うんうんしておこう。

 呪文の、効果を決めるためのもの、かな。


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