9-110 ・〈ステータス画面〉の、 //
・〈ステータス画面〉の、技能階梯が100
このことから、情報図書館関連のことに辿り着く人はいるよ、とレインツリーさんに言われたことがあったような気がするけど。
・魔導王さんの名字
レイヴンさんも、そのおひとりなんだろうな。名字というか、名前をどう使うか、みたいなところは、私も分からないけど、できそうだな、と思っていることは、なくはない。そしてそういうことにも、気づいていらっしゃるのかも。
「これから話すことは、レインツリーさんがあいつから引き継いだ手帳にも書いていないことです」
え。
「あいつから、彼女は大量に研究課題を丸投げされているので、できれば、秘密にしてもらえると助かります。これ以上、課題を増やすのは、気の毒なんでね」
なるほど。
「分かりました」
思わず言ってしまわないようにしないと。
「思わず言ってしまった場合は、気にせずに」
このように、口に出してしまう癖が私にはある。
「はい」
「ブロッサムさんを責めたりはしませんから。誰かが悪いのだとすれば、それは、魔導王なんでね」
はい、とは言いにくいので、ぼんやり、なんとなく、そうなんですね、ぐらいの雰囲気を出しつつ。
頷くような、頷かないような感じで。
「僕たち、転生者は、固有技能を持ちます。人によっては、生来装備を持つ場合もありますが、魔導王の研究課題の一つに、人それぞれの、魔力の性質の違いは何によって定まっているのか、というものがありました」
人それぞれの、魔力の性質の違い。
「そうです」
レイヴンさんが頷いた。
「先住者も、固有技能を持つ。それが、あいつが辿り着いた推測でした」
え。
えっ。
えっ!?




