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銀のペンダント  作者: 上村文処
エビソード9
1004/1018

9-108 ……どう答えるのが

 ……どう答えるのが正解だ?

 いや。正解なんてないか。思ったままのことを話そう。


「あのー、えーと、空が近い、というか、高いところにあるのかな、とか、あとは、海が見えるのかな……とか。ですかね」


 空と海。魔導王さんが名付けた、ということであれば。

 この二つの意味と、ソラさんとウミさんの名前を、重ねた、ということのような気がする。ただ、この学校のある場所は、空が近いと思えるような、高い山の上にあるわけでもないし、海が見える場所にあるわけでもない。

 それは、分かってる。


「空が近く、海が見える場所、ですか」


 レイヴンさんが、腕を組んだ。何かを、考えている様子。


「僕には、正直、意味が分かっていないのですが。詳しいことは、あいつから、何も聞いていないのでね」


 詳しいこと。なんだろう。


「はい」

「ソラウミ学院、と聞いて、空と海の話をしたブロッサムさんに、魔導王からの伝言です」


 ウミさんの時と同じやつ、か?


「彼の名字は、アースです」


 名字。


「何がどうなって、あいつの名字を伝えなければならないのかは、いまだに僕には分かっていませんが」

「アースさん」

「そうです。名前の方は、知らないですよ。頑なに言わなかったのでね」


 名字だけ、か。

 ていうか、レイヴンさんでも、魔導王さんの名前は、知らないことなのか。


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