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銀のペンダント  作者: 上村文処
エビソード9
1000/1018

9-104 ウミさんに結線  //

「ウミさんに結線できる、というのは? 疑うわけではないのですが、もう少し、詳しいお話を聞きたくて」


 なるほど。うーん、どう説明したらいいんだろう。特に何か、こう、特殊な結線の仕方ではないような気がするんだけど。


「そのー、ウミさんに結線した時も、特別、何か、いつもと違う感じ、というのはなくてですね」


 レイヴンさんが、何かを考えながら、頷いておられる。


「ソラさんの時も同じですか?」

「そうですね。自分では、結線できてるのかどうか、自信がなかったので、私の方から確認したような記憶もありますが」


 あと、何かあったかな。

 あ。


・肩こりが減ったような気がする


 と、ソラさんがおっしゃっていたような記憶が漠然と。

 でも、お胸の話だし、男性であるレイヴンさんにそのことをお話しするのは、若干、気まずくはあるか。


「何か、気づいたことが他にもありますか?」


 う。


「あ、あのー、ソラさんがおっしゃったことなんですけど」

「ソラさんだけですか?」

「そう、ですね、えー、肩こりが減ったような気がする、と」

「ああ、なるほど」


 全てを察したっぽい。さすが。


「ウミさんに結線すると、空間の移動ができる、という話でしたが」


 そして、話を切り替えてくれた。助かる。


「ウミさんによると、魔力の流れの中に入るらしいです」


 確か。


「転移は魔力の流れの上を飛ぶけども、ウミさんの空間移動は、魔力の流れに入る、みたいなことを、おっしゃってました。あと、私を、魔力で包んだ、ともおっしゃってましたけど」

「その時は、どのような感覚ですか?」


 感覚。


「目を閉じて、開けると、もう、目的地にいる、という感じなので、何かこう、特別、えーと、例えば、魔力に包まれてる、とか、そういうふうには思わなかったです」


 いや待て。


「あ、あの、そのー、表現が難しいんですけど、初めての空間移動の時は、ぬりゅーんとした感覚がありました」


 それを聞いたレイヴンさんが、二度、深く頷いた。

 ぬん?


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