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生死を懸けた戦い

作者: しがないロリコン

間隔開けて書いてたので色々雑デス。

自信が無いデス。

酷評するのも賞賛するもの自由デス。

ですが、最後まで一通り見てくれると嬉しいデス。


私は普通の女子高生だ。

特に変わったステータスがあるわけではない。

ただ一回だけ小学生の頃にガキ大将含む数人相手に奮闘の果てに勝利。

その結果「鬼神」の不名誉な称号を貰ったことはあるがそのくらいだ。

そんな私は自宅の居間に私服とゴム手袋、殺虫スプレーと冷凍スプレーを持ち一人佇み、戰に臨まんとしていた

相手は強敵。

3対の節足で尋常ではない起動力を誇り、羽を使って3次元機動までこなす

黒い殻に包まれた奴の名は、



昆虫綱ゴキブリ目。通称『GOKIBURI』。



今奴はソファーの下に隠れている。

私はソファーから1.5m離れた位置に待ち伏せ、奴が出てくるのをひたすら待っている。

あぶり出せばいいのではないか?

もっともである。

私は殺虫剤、冷凍スプレーを装備している。

不可能ではない。

だが、奴をあぶり出すためにはソファーの狭い隙間に噴射するためにしゃがまなくてはならない。その隙に、奴は反対側から出てくるだろう。

私は起き上がり、ソファーを乗り越えなくてはならない。その間の時間を奴が待つのは確実にないだろう。

そうして逃げられた後には神出鬼没の奴の影に怯えなくてはならなくなる。

それゆえに、私は待つ。



ひたすらに、



無になり、





気配を殺し。






・・・



・・・・



・・・・・



・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・・っ



そして、奴は動いた。

奴が顔を見せ、慎重に、だが一歩づつ確実に外に出てきた。

まだだ、もう少し。もう少しで退路を断てる。

奴がセーフポイント(ソファーの下)から70cm離れた時、

闘いの幕が開けた。

己が生死と誇りを懸けた戦いが。

まず私は殺虫スプレーを素早くソファーに撒く。

退路をしっかりと断ち、確実に奴を仕留める。

続いて冷凍スプレーを噴射。

だが奴は尋常ではない脚力を持つ。

苦しみながらも左、右と自在に動き直撃を避けている。

前に発生した戦闘で周囲には殺虫成分の合成ピレスロイドが漂い、奴を徐々に苦しめる。

少し有利にあるが、奴はこちらの決め手を確実に避ける。苛立ちと危機感が募る。退路は確実に潰しているが、いつ何処から逃げられるか。

早く止めをさせないか、そう思ったその時、


奴が本気になった。


元々奴は本気だろう。なにせ生死が掛かっているのだから。だが、温存していた全てを解放したのだ。


チキン質の羽で空を飛んだ。


こちらの顔に向かって。


ハチなどが出す飛行音であるブーンという音をあげて。

悲鳴をあげた。

私はその時、一瞬だけだが本当の命のやり取りを感じていた。

即座に顔を傾け体を逸らし回避。だがスプレーの有効範囲からは逃がさない。

その瞬間、私に悪魔が囁いた気がした。



奴 を 手 で 取 り ス プ レ ー を 直 接 噴 射 す る 。



私はゴム手袋がある。直接触れる訳ではない、なおかつ冷凍スプレーの直接噴射に耐えられるかもしれないのである。

だがそれには高速で飛空する奴を"手で"捕まえ、なおかつ抵抗を無視し潰さず逃がさずで握らなくてはならない。ゴム手袋が耐えられるかすら定かではない。どう見ても賭けであり無謀である。

だが判断の時は迫る。奴が壁で飛行の疲労を回復させ、再度こちらの顔に飛行してきたのである。私は覚悟を決めた。

先程のように避けてから取るのではなく、正面から取る。失敗すれば顔への直撃は回避出来ない。私は恐らく死ぬ。だがそれ以上に、奴の生きる姿勢へ答えなければならないのだ。


時は来た。


生きるか死ぬか。


2つに一つ。


片や生きようと足掻く一つの生物。片や死と立ち向かう1つの少女。


そして


少女は手を捕まえようと降った。生物はそれをギリギリで回避、顔へ突撃する。少女は生物と目を合わせ、そして。


噴射口を生物にぶつけるように当て、噴射。


直撃した生物は、最初は苦しんだ。だが何かを悟ったのか、まるで眠りに落ちるように静止した。


・・・


危なかった。避けられた瞬間は絶望が頭を支配した。しかし、奴も私に攻撃された時はこの気持ちなのだったのだがろうか、と加速した思考の中で感じたときに、"生きたい。"というひとつの想いが生まれていた。その想いをぶつけた結果、奴の目の前に殺虫スプレーがあったのだ。


私は奴だった亡骸に手を合わせ、健闘を讃えた。そのあと、自宅の狭い庭に出て、墓を用意した。何も飾らないのは後ろめたさが故か。

奴の墓に背を向け、真っ直ぐ前を見た。


奴の分も生きよう。それが、あいつを自己中心的な理由で殺した意味になると信じて。


私は生きよう。誇りを持って、生きるために足掻く覚悟を持って。


チャイムがなっている。誰か来たのだろう。それを迎え入れる為に、私は日常(戦場)に戻った。

‐fin‐

感想としては、

文字打つのがかなりめんどかったデス。

飽きが早い性格なものでかなり時間かけマシタ。

色々設定とか状況描写、文章の作り方などガバガバになってしまいまシタ。

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