プロローグ
みなさんは「夢」という言葉を知っていますよね?
未来に夢を抱く者、抱かない者。
皆さんが夜寝る時に見る幻覚も夢ですよね。
これは「未来に絶望し、夢や希望を失った者達に夢と希望を与え人々を救う。」そんな少女達の愛と勇気の物語ーー。
「…なんてね。」
私、一ノ瀬夢羽は中学1年生。
ここ、優歌咲学園の学生だ。
私は机にうつ伏せになりまた次なる話を作り出す。
運動神経なし、勉強もそこそこ、趣味は妄想。
地味でどちらかと言うと自分から話しかけるのは苦手。
こんな私に友達ができるわけでもなく……。
入学してはや2ヵ月。友達はもちろんゼロに等しい。
さっきは未来や希望なんて話を考えていたが、自分はそんな明るい性格でもなく目立ちたがり屋でもない。
毎日が退屈で、いっそ妄想の世界へ飛んでいきたいなんて思ったりもする。
この世界は魔法はもちろん、自分が思い描く世界観とは大違いな平凡なつまらない世界だ。
毎日が当たり前のように同じ日常を繰り返す。
つまらない、もっと面白いこと起こらないかな。
私はいつも通り窓の外を見ながら1人思うのだ。
そんな私を1つの出会いが大きく変える。
はじめまして。桃葉凛麻と申します。
小説家になろうというサイトで初めて書かせていただきました。
まだまだ書き方やオリジナリティもなりなくて下手ですがぜひ読んでいただけたら幸いです。
つまらない話かも知れませんがこれから宜しくお願いします。