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まず一歩踏み出そう  作者: neophilia
第1章 仕事ってなんだろう。
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習慣にすれば楽しくなる。

7月1日 情報科教室にて


隆史 真司、最近付き合い悪いな。


真司 しょうがないだろう。

   そろそろ進路活動をしないと遅れちゃうよ。


隆史 なんとかなるんじゃないの。

   部活も終わったから、やっと遊べるのに。


真司 隆史は、進路どうするんだよ。

   前言ってたとおり、家を継ぐのか?


隆史 そうだよ。

   客は減っているけど、オヤジの電気屋は

   地元では評判だからね。


真司 親は納得しているの?


隆史 大学にでも行って、

   もう少し勉強すればって言うけど、

   勉強きらいだから、もういいよ。


真司 そうだな、勉強はもういいよな。

   昨日進路室で進路診断のテストの結果を

   聞いたんだ。

   そうしたら芸術的な仕事が適しているんだって。


隆史 芸術、お前画家にでもなるのか?


真司 デザインの仕事かな?

   とりあえずこの分野で進路の先生に

   求人を探してもらっているんだ。


隆史 そうか、進路活動ね。

   俺はいいや。

   今日も進路室行くのか。


真司 一応約束したから、行ってくるよ。

   毎日行っていると習慣になって

   行かないと変な気持ちになるんだよ。

   不思議だよね。


隆史 そんなもんか?

   じゃあ、また明日。


(つづく)


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