子どもの心に火をつける。
10月15日 進路室にて
山下先生 今年も卒業が危ない生徒が多いですね。
黒川先生 さっき3年の担任とも話したんですけど。
各クラス5人ずつくらい、追試が必要な
生徒がいるみたいですよ。
山下先生 どうしてですかね?毎年。
黒川先生 時代のせいじゃないですか。
山下先生 時代のせいにしたらなんでも解決しますよ。
黒川先生 でも、学年によっては違いますが、
毎年学力が低下している気がしますね。
山下先生 勉強嫌いが多い感じですかね。
黒川先生 そうそう、授業中も寝ている生徒が
年々増えていますよ。
山下先生 私達が高校の頃は、先生が怖かったですけどね。
黒川先生 体罰もありましたからね、今体罰したら
すぐに新聞ざた、いやな時代になった感じがしますね。
教師の質も悪いといわれますけど、
世の中のせいですよね。
山下先生 また、世の中のせいにする。
黒川先生 教師になるとき恩師にこんなことを言われたんですよ。
「平凡な教師は言って聞かせ、良い教師は説明する。
優秀な教師はやってみせ、
最高の教師は子どもの心に火をつける。」
山下先生 私も前任校の先輩に言われたことがありますよ。
子供の心に火をつける。
無理とか、理想と言ってしまったら終わりですね。
黒川先生 そうなんですよ。
根気よく生徒を指導して、心に火をつける。
そのきっかけ、気づきを与えれれば
生徒も変わるし、学校も変わりますよね。
山下先生 でも、スタートは教師ですね。
教師が変わって、生徒が変わって、学校が変わる。
黒川先生 そして、地域が変わり、世の中が変わる。
理想ばかりかもしれないけど、
教師として大切ななにかがこのあたりにある
かもしれませんね。
山下先生 私も時々公務員だから、無理をしなくていいやと
思うことがあって、少し反省はするんですけど、
行動に移すことがむずかしいですね。
黒川先生 同感です。校長、教頭に言いたいことは
いっぱいあるけど、どこかに飛ばされたら
こまるなと思っちゃいますね。
山下先生 生徒に変われと言う前に、私たちも変わらないと
いけないかもしれませんね。
黒川先生 でも、変われない(笑)
(つづく)




