反撃そして醜態
ここ最近は暑さとともに目を覚ます。
夏である。
もう段ボールハウスも模様替えの季節である。
模様替えと言っても私がするわけでなく帰ってくると自然と家の形状が変化しているのである。
おそらく夏の暑さでイライラした者が腹癒せにやっているのだろう。
もし私がいれば家でなく私の形状が変化する恐れがあるので私は家にいない。
段ボールには申し訳ないが私の身代わりになってもらっている。
だが、段ボールにも限りがある。
これ以上やらせるわけにはいかない。
そこで私はある決意をした。
奴らを迎え撃とう。
一週間後に決行だ。
それからの一週間、私は武器を作るための材料を集めと作成に没頭した。
そして出来た武器は3つ
1,プルタブパチンコ
2,スチール缶ハンマー
3,段ボールホイホイ
である。
中でも自信作は段ボールホイホイである。
一度踏んでしまえば鳩が飛べなくなる程の吸着力である。
これだけの者があれば勝てる。
そして決戦の日を迎えた。
敵は思ったよりも早い時間に現れた。
まだ昼の2時だぞ。
だが、ちょうどそこでテレビのさつえいをしている。
これはまたとないチャンス。
これでホームレス達がどういう目にあっているのか世間に伝えることが出来る。
すると、敵が話しかけてきた。
まだだ、敵が段ボールホイホイにかかるまでは。
ペチャ
掛かった。
私はスチール缶ハンマーを持ち敵に襲いかかった
気がつけば敵2人を私はボコボコにしていた。
どうだ見たか。
私の勇姿を。
すると、テレビカメラがこちらに近づいてきた。
インタビューの準備は出来てるぞ。
大変です。今、公園を不法占拠している人に立ち退き令を伝えにきた市職員が暴行されました。
えっ
嘘
私は何てことをしてしまったんだ。
確かに敵と言えば敵であるが市職員をボコボコにしてしまった。
それから間もなく警察が到着。
私は連行された。




