22話・馬車
遅くなりました。
約一ヶ月も更新せず申し訳ありません。
これからは頑張って頻繁に投稿していこうと思っていますのでこれからもよろしくお願いします。
めっちゃ短めです!
馬車に乗り荷物や他の冒険者たちとドストリア帝国に向かうこと3時間。
最早日は暮れ周囲100m内には夜狼という魔物が出てくる始末。
『連射格子銃』を使い何度か片付けて入るもののかなりの数が集まっている。
「おいにいちゃん。さっきから何やってるんだ?」
「ほっとけほっとけ。関わってもろくなことないぞ」
一緒に馬車に乗っていた冒険者たちが話しかけてくるが夜狼には気づいていない様子。
このまま数を減らしておけばいいだろう。
『上位個体月狼を確認。月狼を倒せば群れはちりじりになるでしょう。ですが先ほど倒した夜狼の動死肉化を確認。朝になれば消滅するでしょうがその前に追いつかれると予測』
(まじか。解決方法は?)
『先ずは月狼の討伐を推奨。その後動死夜狼を『火球弾』にて消滅させるのが良いかと』
(それでいいか。出来れば月狼の死骸を持って帰りたい)
『分かりました。格納牢獄に直結した格子を作成します』
連射格子銃が変形を始め銃身が少し長くなっていった。
スコープも少し長くなりどうやら索敵眼鏡の暗視効果もついたらしく月狼の姿も鮮明に見えた。
引き金を引くと見事格子が頭に当たりそこから牢獄が形成され倒れた月狼を格納した。
その瞬間夜狼の行動がばらばらになり何処かへ行ってしまった。
馬車の席に座り力を抜く。
どうやら動死夜狼と夜狼が鉢合わせし戦い始めた。
どうやらアシスの狙いはこれだったようだ
だが鉢合わせしなかった動死夜狼もいたようで少しづつこちらに近づいてきている。
「『火球弾』」
三回放った『火球弾』が動死夜狼を焼き尽くし消滅させた。
(動死夜狼弱くね?)
『アンデットは光魔法、火魔法、神聖魔法に弱いので動死夜狼程度なら簡単に死にます』
場所が進んでいくと遠くの方に明かりが見えた。
その明かりはだんだんと近づいていきそれが街の明かりであるということがわかるのには時間がかからなかった。
御者の男が振り向きあの街がドストリア帝国に最も近い街ドルナであることを教えられる。
隣でふて寝したリルタナを起こし降りる準備を始める。
とは言っても基本的に目の前の冒険者たちにばれないように格納牢獄を使ってしまっているだけなのだが別に咎められはしないだろう。
もう直ぐドルナに着く。
そしてもう直ぐ王国を離れる。
帝国はどのような場所なのか気になってきた。
少しの不安もあるがそれ以上に期待も大きい。
王国の牢獄で過ごしてきた俺は王都を出たことが少なかった。
仕事で認識はしており赴くこともあった他の町など通りすぎるだけであり、ましてや仕事の途中なのであまり興味を持っていなかった。
だが今回は違う。
違う国の知らない町に行くのだ。
隣のリルタナはまだ寝ている。
その寝顔を横にリズンの目はしっかりとドルナの方向を向いていた。




