16話・冒険者の生活3
なぜか中に人が入ってきた。
どうやら冒険者のパーティーらしくかなりの実力者揃いであった。
ハイオークとオークジェネラルの反乱と連射格子銃によりもはやオークキングの仲間はゼロになっていた。
『ニン、、ゲン、、ゴトキ、、ガ、コ、、シャクナマ、ネヲ』
オークキングは立ち上がり玉座にかけていた大剣を持ちこちらを向いた。
地面に陥没ができ一瞬にしてオークキングが頭上に跳ぶ。
その勢いで振り下ろされた大剣は地面を切り裂き洞窟を轟音で充満させた。
オークキングの背後から三発の格子が飛んでくる。
が、格子は弾かれその方向にオークキングが手には魔法が生まれる。
『火炎弾』
魔法。
魔力を魔法に変換して発動する様々な物理法則に反した現象である。
基本的に魔法の発動は二種類のやり方がある。
一つは体内の魔力を魔法に変換・消費して発動させる方法。
これの場合は様々な属性の魔法が使えるがいずれは魔力切れを起こし倒れてしまう。
だが習得できる数は何百個とあり様々な攻撃ができる。
勿論、習得できる魔法にも威力があり下位魔法・中位魔法・上位魔法とある。
二つ目はスキルによる魔法である。
この場合、使用者の魔力は消費されず半永久的に魔法が放てる。
だがしかし、使用者のスキルの属性・威力に依存するためそのスキル以外の魔法は放てないのである。
オークキングが放ったのはスキルによる魔法だった。
火魔法・火炎弾は下位魔法で威力は弱く速度は遅い。
彼はたやすく避けるとポケットから三つほどの丸い牢獄を取り出し投擲した。
その牢獄はオークキングに当たると同時に形を変えオークキングを閉じこめた。
『キ、サマ!コンナモノ!』
オークロードは牢獄を大剣で破壊しようとするが全てが弾かれる。
「これで終わりだな」
『牢獄』の絶対権能によりオークキングはスキルを奪われこの世から死滅した。
『スキルの奪取に成功しました。追加されたスキルは表示画面に表示します。
SPを大量に採取したため特殊能力・『牢獄』Lvが8に上昇。
こちらも表示画面に表示します』
VIN!
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特殊能力・『牢獄』Lv8
◎Lv1・牢獄生成=破壊不可の牢獄を作り出す、
◎Lv2・絶対権能=作り出した牢獄の中での格上以外への完全支配
◎Lv3・牢獄操作=作り出した牢獄を様々な形にできる
◎Lv4・支配格子=先が尖った棒状の鉄格子、刺された相手は格上以外支配される
◎Lv5・格納牢獄=生き物以外の全てを格納できる、容量は無限
◎Lv6・牢獄転移=生成した全ての牢獄に転移可能、1日5回
【NEW】
◎Lv7・格子機構=格子を自在に操り様々な機構を作れる、
登録済み・連射格子銃
◎Lv8・囚人眷属=牢獄内に入った生物又入っていた生物を眷属にし、
能力を貸し与えることができる、
ただし貸し与えた能力は使用不可になる。
奪取能力*『統合済』
・希少級能力・『鎖鎌』Lv2
強力級能力・『操鎌・操鎖』の統合進化形態
鎖鎌、巨鎌、鎖の扱いが上手くなる、達人級
・強力級能力・『金剛力』Lv1
通常級能力・『剛力×153・筋力回復弱〜強×67』の統合進化形態
使用すると筋力が3時間10倍、クールタイムが10分間で筋力5分の四になる
・強力級能力・『俊足』Lv1
通常級能力・『高速×21・敏捷×32』の統合進化形態
足が速くなり小回りが利くようになる
・強力級能力・『隠密』Lv1
通常級能力・『気殺×12・暗殺83』の統合強化形態
気配を殺しターゲットを暗殺できる
【NEW】
・強力級能力・『大剣』Lv2
大剣、太刀の扱いが上手くなる、達人級
・強力級能力・『大剣召喚』Lv2
魔法が付与された大剣を召喚する、
付与できる魔法は、威力上昇・鋭度上昇、
・通常級能力・『火炎弾』Lv1
火の下位魔法・火炎弾を放てる
以下通常級能力16個
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『以上になります。質問はありませんか?』
「特にないがそれよりもそこの人達は何やってるの?」
『ハイオーク及びオークジェネラルの討伐証明部位である耳を切り取っているようです』
そのまま傍観していると全ての耳を切り終わったのかこちらに近寄ってきた。
「こんばんは。すごかったね、感動したよ」
「誰?」
「へ?」
「いや、だから誰って言ってるの」
「お、おう。再誕のリーダーのサーナーだ」
「それで何か用か?」
「いや、とてもすごかったからせめてもの手伝いを、、、」
「それ全部あげるぞ?」
「え?」
「だから全部あげるって、、、
「こんな量もらえるかぁぁ!!」
「え?」
「え?じゃねぇよ!これ十年は遊んで暮らせる量だぞ!」
『これを換金した場合マスターの居場所がデラード公爵にバレる可能性があります』
「それをお前らが討伐したことにしてくれ。俺が倒したと言ったら不自然だろう?」
「確かにそれはそうだが、、、分かった」
「俺はもう行く、じゃあな」
「おう、また」
再誕を洞に残しオークの巣を後にする。
リルタナがいた位置に行くと彼女はすでに眠っており寝息を立てていた。
「しょうがないか、、、、」




