15話・冒険者の生活2
一体のオークジェネラルが持っている斧でこちらを襲ってくる。
その斧は簡単に避けられ巨大化した鎌にオークジェネラルは体を切り裂かれた。
ほか四体のオークジェネラルが彼に襲いかかる。
一斉に飛び上がり斧を降りおそすオーク達。
が、その鎌によって全ての斧が弾かれ金属音とともに後ろに飛んでいく。
二体は鎌で、もう二体は分銅により頭を破壊され絶命する。
こうしてオークジェネラル達は蹂躙された。
さらに奥に進むと一段少し小さい崖のようなところがあり大きな広場のようになっていた。
そこにいたのは大量のハイオークとオークジェネラル。
そして、オークキングが玉座に鎮座していた。
ハイオーク達は一段下がったところにおり何百といる。
『マスター、ご提案があります』
「なに?」
『牢獄を球体型に生成していただけませんか?』
「良いけど?」
牢獄生成で牢獄を作り出し牢獄操作で球体にする。
『ハイオークの中に投げてください』
「わかった」
ハイオークの中に投げるとオーク達がそれを掴み不思議そうに眺めていた。
『何個も作って色んな方向に投げ入れてください』
「何か意味があるのか?」
『見てればわかります』
何回も同じ作業を繰り返して投げていくとかなりのハイオークに行き渡った。
その一つをオークジェネラルが取ったのをきっかけに10体ほどのオークジェネラルが取り始めた。
「で?なんの意味が?」
『全ての牢獄を大きくしてください。そうすれば狭くなって何体かつぶれます』
「え、えげつねぇ、、」
『さらに格子を開ければ隙間を求めたハイオークがそこに入ってくれます。反乱軍の完成です』
「お前って悪魔だな」
言われた通りやるか、、、
いやいやいやいやいや!
ここまでグロいとは思ってなかった!
確かに黒いのは覚悟していたけれども!
いきなり牢獄が大きくなったので押し潰れたりしたオークが大量に出て内臓の海になった。
ちょっとこれはやばい。
アシスはまじで悪魔だ。
格子を開けるとかなりの量のハイオークが入ってくれた。
それは良かった。
大量のSPが手に入った為スキルLvが8になった。
どうやら牢獄機構というのが使えるらしい。
『マスター、上の方の岩盤を格納牢獄で収納してください
「まさか、、、」
『はい。押しつぶします』
「グロい」
7個の大きな岩盤を格納してアシスを呼ぶ。
『牢獄機構によってFN F2000をモデルにした銃が完成しました』
「なんじゃそりゃ?」
『後で教えます。名称を連射格子銃に設定。使用しますか?』
VIN!
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YES・NO
____________________
「ポチッとな」
ガシャン!
「鉄の塊が出てきたぞ?」
『丸い筒に当てると赤い点が見えます。その赤い点を敵の頭に合わせて持ち手を持ち指で触れる引き金を引いてください』
「今か?」
『お待ちください・・・支配格子の装填完了。40発撃ったら3秒ほど置いてください。もう一回40発撃ったら5時間撃てなくなりますのでその場合は私を使ってください』
とりあえず言われた通りにやってみる。
するとペンほどの大きさの格子が狙ったハイオークの頭に刺さり動かなくなった。
『今打たれたハイオークは牢獄の中のハイオークと同様にマスターの配下になります』
なにそれ有能すぎるだろ。
そんなわけでどんどん配下にしていこう。
40発撃った頃にはオークジェネラルも五体ほど配下にできたし、めでたしめでたし。
『とりあえず』
「暴れさせるか」
再誕のリーダー・サーナーは今ありえない光景を目にしている。
オークジェネラルの屍体がある。
それくらいなら別にいい。
自分にもできるから。
だがそれが五体もある。
恐らく同時に攻撃したのだろう。
二体は頭が潰れて、二体は下半身と上半身がほぼ切り裂かれて、一体は縦に切り裂かれている。
白金級である彼ならあまり苦もなくできるだろう。
だが金級ではできない。
絶対に。
そもそもの話オークジェネラルの討伐推奨級は金級だ。
この推奨級というのは確実に勝てるが少しの危険を伴う、という級だ。
この依頼を受けたのは銅級だと言う。
受付の不手際で受けさせてしまったらしい。
だがどうだ。
本当は金級を超える実力者ではないか。
「ギャァァァァァァ!」
「っな!?」
奥から突如としてオークの叫び声が聞こえた。
「行くぞ!」
普通の冒険者ではついていけないようなスピードで彼らは奥に向かう。
そこで彼らが見たのは大量のオークの死骸が散らばり、圧倒的魔力を放つ豚鬼王が居る異様な洞だった。




