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ヒロイン・マリア

 社交界デビュー後、招待されるお茶会やパーティで、噂好きな貴婦人方から漏れ聞こえる話は、もっぱらベルリアのこと。

 どうやらリチャードはベルリアを妃にと望んでいるようだが、公爵家で色よい返事がもらえないという。モルディラント公爵家の一人娘だから、跡継ぎで難航しているのだろうか。




 私は翌月の王宮舞踏会へは行かなかった。

 アルブレヒトにもう一度会いたいと思うが、会うのが怖かったからだ。

 また、アルブレヒトに迫られたらどうしようという、うぬぼれがある反面、もう私を忘れてマリアと仲良くなっていたらと、考えると心が痛んで、どうしても行く気になれなかった。


 そんなある日、王宮から王妃主催の園遊会の招待状が届いた。


 ゲームのイベントでもあった”王妃の園遊会”だろうか?

 そう思ったが、マリア(と私)がデビューしてまだ一か月。あのイベントはゲームでは三か月くらいたって、マリアと対象者がある程度仲良くなったころに発生していた。

 

 ゲームより早い。・・・違うのだろうか?


 ”王妃の園遊会”は、王妃が独身の令嬢達を王宮の庭園に招待してお茶会を開き、一人ずつと会話をしていくというもの。この時、マリアの美しさと聡明さを甚く気に入った王妃が、彼女を王子の妃候補に推薦するのだ。

 このイベントは、どのルートでも発生する確定イベントだが、共通イベントではなく、対象者によって王妃のセリフが変わる。


 もやもやする気持ちはあったが、王妃の招待を断ることはできない。私は園遊会に出席した。


 当日は王宮の中庭にいくつかテーブルが出され、気合の入った化粧と、流行のドレスに身を包んだ令嬢たちが、数人ずつ席についている。王妃は各テーブルを順番に回って、令嬢たちとしばし歓談する。


 「リリアーナ・カストラル伯爵令嬢ですね。お席はこちらです。」


 案内人のいるところは、音響機器のそばだったためか、騒音が激しいので、美形の小姓が耳元で囁くように言ってくる。耳に息がかかり、気持ち悪くて、表情を隠すのが精いっぱいだった。

 小姓が案内のため、私の手を取るので、やんわり辞退した。


 「一人で大丈夫です。」


 美形の小姓が優雅に微笑んできたが、私は引きつる笑顔を返すだけだ。


 ・・・私に愛想よくしなくてもいいよ・・・。


 私の席は、マリアともベルリアとも離れていた。

 マリアとベルリアの席もずいぶん離れており、遠目にも目立つほど華やかに着飾っているマリアと違い、ベルリアは髪型もドレスも地味でおとなしく、じっくり探さないと彼女だとわからないほどだ。

 

 一通り令嬢たちと会話し終えると、王妃は公務があるとかで王宮へ帰り、後に残された令嬢たちは、ゆっくり親睦を深めるようにといいおかれた。

 緊張していた私は、王妃と何を話したかよく覚えていない。

 王妃の姿が見えなくなってしばらくすると、数人の令嬢が、用事があるとかで退席した。その中にベルリアがいるのに気がついた。

 

 社交好きのはずなのに、なぜ最後までいないのかしら?


 帰っていくベルリアを黙って見送り、ゲームのベルリアと重ね合わせてみる。


 ————イメージが違うなあ・・・。



 しばらくすると、庭園を散策する者もでてきた。私も滅多に入れない宮殿の奥庭へと向かってみる。色とりどりの花が咲き乱れて、とても美しい。

 一人でぶらぶら庭園を散歩していると、ちょうどマリアとグスタフの出会いイベントに遭遇した。


 あれ?マリア、まだグスタフと出会っていなかったの?


 私は不思議に思いながら、彼らに気づかれないようにそっと近づき、植木の陰に隠れて様子をうかがった。


 ベタベタの出会い。

 遊歩道をマリアとグスタフがすれ違う時、マリアがよろけたところをグスタフが助ける。フードが風でめくれて、グスタフの珍しい髪と目がさらされたけど、マリアは気にすることなく笑顔で礼を言って、自己紹介する。

 人に気味悪がられてばかりいたグスタフが、優しく接してくれる美少女マリアに一目ぼれするイベントだ。


 もう、遠目にもマリアの満面の笑みは美しく、グスタフがぼーっとマリアを見送っているのが見えて、ゲーム通りにグスタフがマリアに恋したとわかった。

 水色の髪が、日の光で白く輝いて見える。透き通るような肌で、女性的な美しい顔立ち。だが、女性にはない、大きな骨ばった手に難しそうな本を抱えている。細くひょろりとした長身は、王子二人よりかは若干低い。


 マリアの後姿をずっと見続けていたグスタフは気づいていなかったけど、横から見ていた私には見えてしまった。

 マリアがほくそ笑むように笑うのを。


 あれ?マリアも、イメージ違うんじゃない?なーんか、こうなるのがわかってたって感じ。


 ゲームの印象とは違う、派手な装いも気になっていた。


 見た目は可憐な美少女なんだけど、・・・?



 園遊会がお開きになるころ、二人の王子とハインリヒが庭園にやってきた。王宮でも人気のイケメン三人の突然の登場に、令嬢たちが色めき立つ。

 そんな中、マリアが一人抜きんでて、彼らに近づいていった。


 「誰?あの子!」

 「ベーゼル侯爵の姪よ。」

 「ハインリヒ様の従妹だわ。」


 ざわめく令嬢たちをしり目に、マリアが優雅な仕草で彼らにあいさつしているのが聞こえた。


 「リチャード様、アルブレヒト様。お久しぶりです。お兄様、お迎えに来てくださったの?」


 嬉しそうに微笑むマリアは、本当に可愛らしい。


 「モルディラント公爵令嬢はどこだい?」


 ハインリヒの問いに、マリアの顔色が変わる。

 今日の園遊会には、独身の令嬢がみんな集っている。それを知っていて、彼らは来たのだ。しかもお開きになって令嬢たちが帰る直前に。


 「いいえ、お見掛けしなかったわ。」


 硬い声でマリアが言うと、ハインリヒもリチャードも残念そうな顔をした。

 あの地味な姿だ。気づかなかったのだろう。

 その時、アルブレヒトと私の目が合った。


 「リリアーナ!来ていたのか。」


 アルブレヒトが嬉しそうな顔をして駆け寄ってくるのを見て、私の心が高鳴った。

 周りの令嬢たちがざわつきだし、一歩ずつ下がっていくので、自然と私が一人、目立ってしまう。

 アルブレヒトの後ろの方で、マリアが驚いた顔をし、私を睨み付けているのに気がついて、はっとする。


 私は、モブキャラ!勘違いしちゃだめだ!!


 「今日は楽しめたか?」


 アルブレヒトが私の手を取って、口づけしながら聞いた。ドキドキしてたまらないが、何とか平静を保つ。


 「はい。皆様と交流を深められて、とても有意義な一日でした。」


 私はマリアの視線が気になり、さりげなく彼の手をはずして、後ろにいる令嬢たち紹介するような仕草をした。


 「他のご令嬢方も、みなさま同じご意見だと思います。今日の日を、王妃様に感謝しておりますわ。」


 アルブレヒトが令嬢たちを見やると、彼女たちから黄色い声が上がった。アルブレヒトの目が、私から令嬢たちに移ることで、私の存在が薄れてほっとする。

 一通り、令嬢たちを見渡した後、アルブレヒトはまた私の手をとった。


 「お前も、モルディラント公爵令嬢を見かけてない?」


 「はい。あの、開催の時はいらっしゃったようですが、王妃様がご公務で退出なさると、ご用事があるとかでお帰りになられるのをお見掛けしました。」

 

 周りの令嬢達は、気づいていないのか何もいわないが、マリアはアルブレヒトが私のそばにいるのが気に入らないらしく、怖い目でずっと私をにらんでいる。

 私が、もう一度アルブレヒトの手を離そうとしてみるが、今度はがっちり握りしめられて、離してくれず、そのまま彼は後ろを振り返り、リチャードに声をかけた。


 「だってさ、残念だったね、兄上。」


 私の声が届いていたのだろう、リチャードは深くため息をついて、肩を落としている。


 「ありがとう、リリアーナ。」


 アルブレヒトが私を見つめる。

 私が後ろに気を回すと、令嬢たちは、こそこそささやきあっているが、敵意は感じられない。王子やハインリヒが現れたことに喜んで噂しあっているだけのようだ。

 伊達に前世の記憶を持っているわけじゃない。さっきの行動で、令嬢たちは私がアルブレヒトの注目を独り占めする女でないと認識し、敵対心を緩和させることに成功したようだった。


 マリアの視線は気になるが、ひとまず私はほっとした。


 「じゃあ、また。リリアーナ、お嬢さん方、気を付けて帰るんだよ。」


 アルブレヒトは名残惜しそうに手を離すと、ウインクをしてリチャードの傍へ戻り、ハインリヒと三人で庭園を後にした。マリアがそのあとをついていこうとしている。


 アルブレヒトの去り際の態度に、この場にいた令嬢たちの歓声は半端なかった。

 きゃあきゃあ言いながら、美形三人に手を振っている。


 アルブレヒトの背中を見送りながら、私は緊張を解くと、顔がほてってくるのがわかった。


 なぜ、アルブレヒトが私にあんな行動を取るのかわからない。

 手を握ったり、キスしたり・・・彼は”対象者”で、私は”モブキャラ”なのに・・・。


 もしかすると、ここはゲームの世界ではあるけれど、ゲームとは違うのかもしれない。


 以前から感じていた違和感と疑問————。


 ゲームと現実の区別はついている。そういう意味ではなく、現実にゲームと同じストーリーが進むのかと思っていたが、そうではないのかもしれない。

 噂に聞くベルリアやマリアの印象が違うように、対象者アルブレヒトの印象もここでは違う。

 キャラクターの性格がゲームと違うのなら、現実もゲーム通りに行かないのではないだろうか?


 では、私は?もしかしたら、アルブレヒトとハッピーエンドになれる?


 微かな希望が胸に沸く。


 アルブレヒトは私に興味を持ってくれているようだが、リチャードはそうではない。ハインリヒやグスタフには正式に会ってもいない。

 そこまで考えて、マリアがグスタフとの出会いイベントをゲーム通りに発生させていたことを思い出した。


 ・・・無理だわ・・・。ヒロインはマリアだし、私はモブキャラだし・・・。


 王妃のイベントがゲームとは違うタイミングで発生したように、いずれアルブレヒトとマリアの恋愛イベントが発生するのだろう。

 私はその時までの時間つぶしだ・・・。




 「ちょっと!あなた誰なの?」


 がっくりしていたところに、いきなり声をかけてきたのはマリアだった。ハインリヒたちを見送った後戻ってきたのだろうか、腕を組んで私を睨み付けるように見つめている。

 あたりを見回すと、令嬢たちはほとんど帰り、庭園にはマリアと私の二人だけしかいなかった。きょろきょろする私に、マリアはいら立つようにもう一度問いかける。


 「あなた名前は?」


 ベーゼル侯爵の姪とはいえ、身分的には騎士の娘。仮にも伯爵令嬢の私に向って、ずいぶん偉そうな物言いだ。


 「カストラル伯爵の娘、リリアーナですけど。」


 ゲームと現実は違うのかもしれないという思いと、立場の違いを知らしめるために、私はわざと爵位を強調して、格下に対する言い方をしたが、マリアには通じていないようだ。


 「リリアーナ?聞いたことがないわ。・・・あのゲームに出ていた?」

 「え?」


 最後の言葉は囁くようだったけど、ばっちり聞こえた!

 

 「・・・転生者・・・?」


 私のつぶやきもマリアに聞こえたようだ。お互い驚いたように顔を見合わせる。


 「あなたも転生者なの?でも、リリアーナってキャラいなかったからモブキャラよね?なんでアルブレヒトとあんなに親しげなの?」

 「そんなの分からないわ。それよりあなた、自分の立場わかっているの?騎士の娘のくせに偉そうな物言いしないでくれる?」

 「なあに?あなたが悪役令嬢ベルリアの代わりにいじめてくれるの?」


 この世界での、貴族間の礼儀作法を説こうとしたら、マリアが鼻で笑う。


 「どういうこと?」

 「『王宮恋物語~真実の恋を求めて~』の世界で、せっかくヒロインに転生したっていうのに、なんかおかしいのよねえ。イベントが思うように起こらないし、ベルリアにはちっとも会えないし。ねえ、あなたベルリアに会ったことある?」

 「いいえ。この前の王宮舞踏会でも、ちらりとお見掛けしただけよ。」

 「そう、王宮舞踏会!せっかく社交界デビューして、ゲーム開始だって楽しみにしていたのに、リチャードは一曲だけ踊ってさっさとどこかへ行っちゃうし、アルブレヒトは現れないし、ハインリヒもこっちから頼まなければ踊ってくれないなんてどう言うこと?」


 ”イベントが思うように起こらない”?・・・もしかしたら・・・。


 ここは「王宮恋物語~真実の恋を求めて~」の世界で、ゲームイベントも発生するけど、ヒロインマリア運命エンディングは決まっていないのかもしれない。マリアが誰を狙って、どう動くかわからないし、キャラクターも少しずつ違う。

 いうなれば、未来の分からない現実世界と同じようなもの・・・。


 「グスタフとの出会いイベントはゲーム通りに起こったのになあ。ベルリアにいじめられなくっちゃ、対象者の慰めイベントが起こらないから、好感度も上がらないじゃない。」


 私が考えている間も、マリアはため息をつきながらぼやいている。

 

 見ていたから知っている。・・・でも、いじめられたいって、あなたM?それに慰めイベントって、彼らとのイチャイチャイベントよ?アレを現実で起こしたいの?


 思わずマリアを凝視する。


 「なあに?その顔!大体なんで雑魚キャラがヒロインを差し置いてアルブレヒトにキスされているのよ?」


 私は、舞踏会でのことを思い出して顔が赤くなった。


 「ずるいわよ!ヒロインの私でさえ、まだ手を握ってもらえてないのに、なんでモブキャラのあなたの手にキスするの!?」


 あ、さっきのことか・・・。びっくりした。


 私は気持ちを落ち着かせると、マリアに向き直った。


 「ねえ、マリア?ここは確かに『王宮恋物語~真実の恋を求めて~』の世界かもしれないけれど、現実リアルなのよ。ゲーム通りにはいかないこともあるんじゃない?」

 

 私の考えが正解とは限らない。なんといっても、ゲームと同じ世界なのだから。

 それでもゲームと現実を区別させるため、やんわりと諭すように言うと、マリアは憤慨した。


 「なによ、それ?ゲームの世界ならヒロインがモテて当然じゃない」

 「あのゲームはいくつもエンディングがあったけど、現実ここのエンディングは一つなのよ?」

 「わかっているわよ。だから隠しエンド狙っているんじゃない。」


 マリアの答えに愕然とした。

 

 隠しエンド!

 全キャラクターを攻略した後、もう一度最初からプレイしなおすと開くアレか!


 通常は最後に一人と結ばれるのだが、隠しエンドは上手に全対象者を同じくらいの好感度にしてエンディングを迎えると、表向きは王太子妃になって、裏では対象者全員と関係を続けるという、逆ハーレムエンド。まさしくビッチエンド!!


 隠しビッチエンドはグスタフルートから派生する。彼に特殊な薬を作ってもらって、対象者にばれないように関係を続けるのだ。

 リチャードとアルブレヒトはマリア(ヒロインを共有することに納得していて、3Pもある。

 ハインリヒはリチャードに隠れてマリアヒロインと関係を持つことに罪悪感を持ちながらも、愛しているので離れられない。

 グスタフはすべてを知っているが、マリア(ヒロイン)の恋の奴隷となって、決して彼女を裏切ることはない。


 こんな、現実でばれたら大スキャンダルの結末エンドを狙っているのー?


 私は開いた口が塞がらない。唖然としてマリアを見た。


 「ダンスイベントでアルブレヒトと踊れなかったから、今アルブレヒトの好感度低いのよねえ。まあ、グスタフとは予定通りだったから、彼にアイテム作ってもらえばいいか。」


 独り言のようにマリアが言う”アイテム”とは、ゲーム内でもグスタフに色仕掛けで作ってもらう好感度を上げる薬。俗にいう惚れ薬。好感度は一度上げれば下がらないから、足りない時はアイテムで上げていた。

 ただし、色仕掛けだからグスタフの好感度も上がってしまう。気を付けないと、エンディングを待たずしてグスタフのバッドエンドに行ってしまう。

 グスタフのバッドエンドは、執着心と猜疑心に凝り固まったグスタフに囚われて、一生医局から出してもらえないうえ、グスタフに昼夜を問わず抱かれ続けるというものだ。(ベルリアエンドと類似しているが、愛情の深さが扱いの違いに出ている)


 「あなた、本気で言っているの?慰めイベントも隠しエンドも、要は多数の男とそういう関係になるってことでしょ?自覚しているの?」


 青ざめる私が震える声で言うと、マリアはケラケラ笑いだした。


 「何言っているの?あなた前世は頭の固いおばさんでしょ?結婚前に最後までするわけじゃないんだからいいじゃない」


 ”頭の固い”はともかく、”おばさん”と言われてむかついた私はつい言い返す。


 「あなたこそ、その幼稚な考え方はまだ子供のようよ」

 「失礼ね!ちゃんと年齢制限守ってプレイしていたから大人よ!」

 マリアが真っ赤な顔をして怒ったが、私は心の中で思った。


 制限守っても絶対、ギリでしょ!


 「この世界でも貴婦人教育は受けていたでしょう?彼らとの行為を誰かに見られたら、どうするの?まして隠しエンド狙いだなんて・・・!」


 「うるさいなあ!おばさんの説教は沢山よ。ゲームでもばれてないんだから、ばれないわよ!」

 マリアは煩わしそうに怒鳴る。


 私の言葉は耳に入らないようだ。


 ばれないなんて、その自信はどこから来るの!?ゲーム?ここではゲームをプレイしているわけじゃあないのよ!


 「ともかく!あなたは脇役モブキャラなんだから、私の邪魔はしないで。もうアルブレヒトには近づかないでよ!」


 マリアはそういうと身をひるがえし、呆然としている私を置いて、さっさと庭園を後にした。





















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