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Welcome to 闇の惑星
目が覚めると、僕は真っ暗な世界に倒れていた事に気付いた。
「ここ…何処だ…?
暗くて…よく見えない…」
すると、何処からか僕を呼ぶ声が聞こえてくる。
「ナイト…ナイト…」
誰の声かは分からない。
何処から僕を呼んでいるのか
どの方角から聞こえてくるのか、分からない…
僕を呼ぶ声は何だか
後ろから聞こえてくる感じがしてきた
ふと、振り向くと、そこには、
赤腹 清という
親友の少年がいた。
「あれ、赤腹さん…どうして此処に…」
赤腹は、何故か僕からの質問に答えようとしない。
むしろ、何だか様子が変に見えた。
なぜなら、いつもの赤腹ではない、
感情を失っているかのようにも見えるからだ。
「赤腹さん、此処は何処なんですか?」
すると、低い声でこう答えた。
「此処は『闇の惑星』だ」
闇の惑星…何だか何処かで聞いたことがある名前だ…