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16年後の告白者  作者: 山本正純
第一章 自首
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依頼

 そして一向はホテルに辿りつく。大橋はチェックインを済ませて部屋に向かった。部屋の周りには警察官らしい人たちが沢山いる。合田はその内の一人に依頼した。

「監視は頼む」

 合田はホテルを去った。そこには車がない。木原と神津に捜査を依頼したから車がないのだと彼は思う。彼は駅まで歩いて行った。その道中携帯が鳴る。相手は月影だった。

『十六年前の政治家失踪事件。その捜査をしていた警察関係者に話を聞きに行こうと思うが一緒にきませんか。調書以上の情報を得ることが出来るかもしれません』

「分かった。デスクワークよりは面白い」

『では十一時喫茶店ローラで待ち合わせをしよう』

 合田は電話を切った。携帯の画面には現在の時刻が表示されている。待ち合わせ時刻まで三十分以上ある。そして歩きながら合田は考える。

(とりあえず書店に行こう)


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