表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16年後の告白者  作者: 山本正純
第二章 暗号
22/46

暗号解読

 木原は電話を切り神津に行き先を伝えた。

「暗号を示す場所は高尾山です」

 神津は高尾山の方角にUターンする。

「なんで高尾山。」

「着眼点はピノキオと団扇。ピノキオは嘘を吐くと鼻が長くなる。ピノキオは鼻が長いことを示している。それと団扇という言葉を合わせるとある物を連想することが出来る」

 神津は閃いた。

「天狗か」

「高尾山は天狗伝説で有名だからな」

「しかし前半の、城の東側には町がない。そこは新世界で私は開拓者という文章は何を示しているのだ」

「新世界は、新しく発見された大陸。開拓者は新しい領域を開拓した者。趣味は園芸という文章と新世界と開拓者から最初に発見されたのは植物であることが分かる。さらにピノキオ。ピノキオにはもう一つの意味がある。鼻と花。そして残った城の東側には町がないという文章。大野に東を連想する花が高尾山で最初に発見されたという事実はないかということを調べさせた。アズマナシという花が高尾山で最初に発見されたということが分かった」

「東はない。アズマナシか」

木原の推理が終わるころには高尾山に着いていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ