窓辺の女
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです（BGMのみ）。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル：窓辺の女
最近、変な感覚だ。
誰かにずっと
見張られてるような気がする。
私は女ながらに、
こんな感覚が大嫌いで、
どうにかして
この変な感覚から逃れようと、
そればかりを考えて居た。
でも、
「あ〜もう！」
ダメだ。
なかなか逃れられない。
一体何なのだ、この微妙な感覚は。
誰も居ないのに、
誰かに覗かれてる気がする。
私が住んでるこのアパートの前に
誰も居ないのに、
誰かが道端に立って、
ずっとこの私が住んでる
部屋を見上げてるような気がする。
「冗談じゃない。こんな訳のわからない恐怖に、ずっと苛まれるなんて！…私の人生を、この人生で味わうべき享受するべき平安を返せ！！」
こんな時、
警察に通報するのは最終初段だ。
どうせこんな感覚ごときを
証拠に通報したって、
見回り強化すらしてくれないだろう。
そんなある夜の事だった。
「ハッ！？あ、あれは…」
アパートから少し離れた
向こうの民家から、
2つの黒い人影が見えた。
窓のところに立ってる。
それも2人？
2人の人影は微動だにせず、
じっと私の方を向いて立って居る。
変だったのは電気をつけて居ないこと。
街灯の明かりで、
何となくぼんやりとその人影が見え、
目を凝らしてよく見ると、
確かに人が2人立って居た。
「…ちょ、ちょっと、冗談じゃないわ！あの2人だったの！？」
最近の、
私を悩ませ続けてきたあの「人の気配」、
それが視線となって、形となって現れた！？
そう思い込んだ私は
とりあえず警察に通報する準備。
でもまだ早い。
私の見間違いかも。
確たる証拠が必要だ。
そう思って居た時、さらなる恐怖…？
「な、なに？…なんなの…」
窓の外がやけに明るく感じる。
カーテンを開けて見た時、
私はたじろぎ過ぎて尻餅をついた程。
「こ、これ……！？」
道端の少し向こうに立っていた街灯が、
窓から10センチほど離れた所に
煌々と立っていた。
（収監先の独房）
私「や…やめろ…来るな！来るなぁ！！」
助手「気にしないで。どうか心を落ち着けて」
『また彼女、騒いでるのか』
『ええ』
『ハンストでもする気かな？』
『そんな知識すら、もう持っておらんでしょう』
（警察）
『被害者2人の他に彼女による犠牲者は？』
『今のところは』
『徹底して探せ。あと1人、必ず居るはずだ』
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=_2x3P9nL328
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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