表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/29

第21話 ミスティックゴーレム戦-2

どうもAo月です。

執筆ペース落ち着いてきたので戻せそうです。


ただ、ちょっと離れていたので筆が遅々として進まない...

短いですが、キリが良いので今回はここまでで。


「ロキやるぞ!」

シャドウハンドを発動させてミスティックゴーレムの視界を防ぎながら俺たちは左右に分かれる。


「グルァ!」

ロキの攻撃にワンテンポずらして、左からカオスで一閃。先ほどから何度もカオスでミステックゴーレムに切りかかっているが、ボスだからか、あるいはやつの特性なのか、まったく状態異常にかからないので、牽制に専念していた。


「くらえー!」

切りかかった後ヘイトがこちらにいき、ミスティックゴーレムがこちらに気を取られたタイミングでシズクが片手剣で一閃、その後シーナが目の前でヘイトを管理。

少しでもダメージを受けたらキーリアが回復、それ以外はバフ。


完璧なムーブでミスティックゴーレムのHPを削っていく。

そして、順当にやつのHPが1割になった時、再び全身のラインが赤くなった。

今までとは違い、赤いラインだけではなく赤いオーラのようなものでやつが包まれていた。


「やつの正面には立つな!常に左右に回るんだ!」

俺の言葉に全員がばっと飛びのいて距離を取る。


「よし、後は少しずつ削って..っ」

背中がゾクリとした瞬間、左に飛ぶと同時に赤いラインが視界を横切る。


「直進だけじゃないのかよ…」


「レン君!」


「大丈夫だ!集中して叩くぞ!」


「ウォン!」


「ぐっ」

一度で止まると思い、そう全員に声を掛け攻撃をしかけようとしたが、ロキの吠え声でカオスを縦に構えると同時に、赤いラインが目の前に迫り、気づけば吹き飛ばされていた。


「レン君大丈夫!?」


「何とかな…カオスで何とか守ったが、5割持ってかれた」

ロキが何もないのに、吠えるわけがない。そう思い信じて良かった。

カオスが何とか守ってくれたが、やつの攻撃力はかなり高いらしい。


「キーリア、レンを回復して。その間私とロキで時間を稼ぐ」

そういってシーナがミスティックゴーレムの周りをすばやく周りながら、ちょっかいをかける。

ロキはそれに合わせて、飛刃で遠距離から攻撃する。

自分で言うのはなんだが、できた相棒だ。


「レンさん、回復終わりました」

「あ、ありがとう」

相棒にほれぼれしていて、回復が終わったのを気づいていなかった。


「よし」

頬を両手で叩き、気を引き締め直す。


「ロキ!やるぞ!」


「ウォン!!」

ダメージの借りを返してやるよ。俺の自慢の相棒とな。


心から湧き上がる熱い何かが俺を突き動かしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ