第14話 ステータスと進化
遅くなってすいません!
閑話と次の15話は来週に投稿できたらいいなぁと思っております
---------------------------------------------------------------------------------
シークレットクエスト 劇薬をクリアしました。
調薬のスキルの熟練度を50獲得しました。
調薬の熟練度が最大になりました。進化が可能です。
特殊条件「劇薬」を確認しました。
特殊進化が可能です。
---------------------------------------------------------------------------------
「うーん、これはまた俺は何かやっちまったのか…」
「グルㇽ?」
昼寝から起きてみると、特殊進化可能のシステムアナウンスが来ていた。
俺は知っている。こういうシステムアナウンスは何か特別なものを手に入れた証だと。
俺は知っている。ロキを相棒にした時のように、またみんなに注目されることを。
「…めんどくさい…」
とはいえ、使えるものは何でも使う。
俺が探しているのは最高の昼寝場所だ。それがどこにあるかは、この足で行って見つけなければならない。強ければ強いほど、いろいろな場所に行ける。
「そういえば、ここ最近ステータスも見てなかったしな。まぁ丁度いい機会か。ステータス」
---------------------------------
レン / Lv22 / SP 30 / AP 40
HP 370
MP 370
STR(筋力) 74
DEF(耐久) 74
INT (知性) 74
AGI(敏捷) 86
DEX(器用) 74
LUC(運) 20
【スキル】 8/10
短剣(100/100) MAX
┗剛短剣術
┗柔短剣術
┗暗殺剣
気配察知(50/100)
瞑想(100/100) MAX
→冥想
隠密(75/100)
回避(60/100)
影魔法(40/100)
-使用可能魔法-
シャドウハンド
シャドウアロー New!
調薬(100/100) MAX
┗調薬師
┗調合薬師
獣魔術(30/100)
-獣魔(1/1)
ロキ(ステータス未閲覧)
【称号】
始まりに集いし者
影に潜むもの
魔物と友誼を結びし者
---------------------------------
前に見た時よりレベルが12も上がってる…影魔法も新しいのなんか覚えてるし…まぁ名前通りの方だろうけど。
とりあえずステータスは敏捷と運に6:4で配分するとして、いくつかのスキルの熟練度が複数最大になっているみたいだな。
瞑想は進化先が1つしかないため、そのまま進化させることにするとして、問題は短剣と調薬だな。
まずはそれぞれの説明を見てみるか。
----------------------------------------------------------------
・剛短剣術
短剣に気を込め、力強く扱えるようになる。強化されたその術は、巨大な木をも粉砕するほどの力を発揮できるという。
・柔短剣術
短剣に気を込め、相手の力を流し、利用することができるようになる。この術の達人はどんなものも受け流し、自分のものにしたと言い伝えられている。
・暗殺剣
闇に紛れ、敵の意識の外からの攻撃を得意とする暗殺術。奇襲時ダメージ1.5倍。また、稀に相手を一撃で死に至らしめることがある。
----------------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------
・調薬師
生物や様々な現象を癒す薬を作ることに長けている
・調合薬師
生物を癒すだけではなく、生物を壊す薬を作ることができる。
また、薬と別のものを混ぜることができる。ただし何ができるかは保証しない。
…うーん、迷う必要はないよなぁ。
短剣はあれで、調薬は当然あっちだな。
そのまま俺はそれぞれ進化させる。
進化した結果のステータスがこれだ。
---------------------------------
レン / Lv22 / SP 0 / AP 15
HP 370
MP 370
STR(筋力) 74
DEF(耐久) 74
INT (知性) 74
AGI(敏捷) 104
DEX(器用) 74
LUC(運) 36
【スキル】 8/10
暗殺剣(0/500) New!
気配察知(50/100)
冥想(0/500) New!
隠密(75/100)
回避(60/100)
影魔法(40/100)
-使用可能魔法-
シャドウハンド
シャドウアロー New!
調合薬師(0/1000) New!
獣魔術(30/100)
-獣魔(1/1)
ロキ Lv MAX
【称号】
始まりに集いし者
影に潜むもの
魔物と友誼を結びし者
---------------------------------
ついでに見ていなかったロキのステータスも見てみる。
---------------------------------
ロキ(シャドウウルフ) / Lv MAX
┗シャドウウルフリーダー
┗???(一部条件を満たしていません)
---------------------------------
進化したスキルは熟練度の最大値が増えていることと、ロキのステータスは名前と種族、Lvといった最低限の情報しか見れないことがわかった。
「まだ、どんなものか使ってみないとわかんないけど、強くなった気がしてワクワクするな、ロキ!」
「ウォン!」
ロキはスキルやらLvやらはわかっていないが、俺が喜んでいるのを見て、一緒に喜んでくれた。尻尾がはち切れんばかりに振り切れている。可愛い奴だ。
「よし、クラマのとこ行くぞ!」
「ウォーン!!」
こうして俺たちは急ぎクラマに会いに街への帰路につくのだった。
しかしこの時の俺は知らなかった。俺のLvとステータスが他と比べてどうかということを。