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おじいちゃん神様。

見切り発車な作品です。

辻褄が合わないなどの問題点が出てくるかもしれません。

あ、ども。

私、以前は日本に住んでいました。

【カナ】と申します。


今から私は異世界に行きます。

何故か?

私は交通事故でまだ20歳にもならない若い生涯を終え、神様に出会ったのです。


その神様から《女が少ない異世界》へ行かせてもらえること、更には《チート》まで付けてくれるとのお約束をいただきました。


その理由なんだけど、

私は昔から女に関わるとろくなことがない。

【女難の相が魂にこびりついている】

かららしい。


まぁ、交通事故の時も、隣の女友達が私を盾にしたから私は死んだみたいだし。

母親には昔から大変な目にあわされてるし?

友達なんて厄介事の固まり達だったし?

魂にこびりついているのも納得ですよ。


それで、何回も何回も何回も女のせいで生涯を終える私を憐れに思って、チートを付けて女が少ない世界へ送ってくれると。

女が少なければ、被害に合う確率も減るだろうと。

更にチートがあれば、一人でも生きていけるだろうと。

本当にありがたい。

けど、神様からの憐れみの目がガチ過ぎて泣きそうになった。

私、他にどんな人生の終え方をしてたのよ。


まぁ、そんなこんなで今から異世界へ旅立ちます。



神様に貰った《私にしか開けられない無限・時間停止鞄》に

大量のお菓子や肉や野菜などの食材、大量の野菜や果物や米や麦やハーブやら薬草やらの種や苗、更には調味料に調理器具、魔石を使用したオーブンやミキサー等の大きい魔道具。

更に衣類や日用雑貨を何故か必死な顔をした神様に、これでもか!これでもか!これでもかぁ!と詰め込まれました。


何でそんなに必死なの?

まぁ、良いか。ご好意はありがたく受け取っておこう。


でも、何で私の下着のサイズを知っているのかは気になるけど聞かないでおくね?おじいちゃん神様。



その目線を感じたのか、誤魔化すようにお金をくれました。

《私にしか触れない無限財布・パープル》

銅貨に銀貨、金貨に見たことがない素材のお金が沢山、沢山入ってるお財布。

人生三回は遊んで暮らせるって。

今までの前世の分も楽しみなさいって。

理由がちょっとあれだけど。


でも、何でパープルなの?

黒が良かったよ?目立つよね?

ああ、神様の好きな色なのね。

ハイカラだね?おじいちゃん神様。


それにしても、破格の待遇じゃないかな?

何か、嫌な予感がするんだけど・・・。


あれ?

今から異世界へ送られるの?


うん。分かった。荷物、本当にありがとうございました。気をつけて行ってきます。

じゃあ、また。



ん?何?よく聞こえない。

もっと大きな声でお願い。おじいちゃん神様。

ん?冒険者ギルドに行け?

ん?こっちは魔物がいる世界?

ん?すまん?そっちはメシマズじゃ?

あ、もう無理って・・・


え?

何それ?


何で姿が見えなくなる瞬間に言ったの!?

伝えたい事があるならもっと先に言ってよ!!

もう無理って、他にまだ何かあったって事でしょう!?

不安だらけなんですけどー!!



とか叫んでたら異世界に到着。

知らない草原に立っていた。


待って。

見渡す限りの大草原。

これ、どうすんの?

町は?ギルドは?

人っ子一人いないとか、そんなレベルじゃなくね?


どうなってんの?おじいちゃん神様。

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