サヨナラホームラン!
結構グロい、又は気分を害す表現があります。
やあ、皆さん。
僕、山田は、絶賛いじめを受けてます。
この世界に来てはや、一ヶ月。
あの日以来、学校の不良やブス、兵士等々、マジでよくやってくれやがったよ。
まあ、そんな日も今日でお仕舞い。
今日は勇者のお披露目会。
そしてーーー
僕がこの国を出ていく日だ。
あれを書物で発見してから、僕はこいつらより圧倒的に強くなった。
何で仕返しないのかって?
簡単だよ。
興味がないから。
やられたものは殺り返すけど、それだけ。
妹も、親も知らない僕だけの狂った掟。
この掟は物心ついたときからあった。
いままでは、日本だから、と言う理由で我慢してたけど、もうどうでも良い。
僕は、のんびり野球をやれればそれで良いのだから。
そう思考をしている間に虐めは終わり。
お披露目会の時間になった。
「我が国は・・・」
国王の長い話から始まり。
パーティー中は、回りは僕をみて笑い。
他の勇者を見ては話しかけ、抱き抱えようとする。
「兄さん。」
と、少し懐かしい声が聞こえた気がするが、スルーする。
しかし、
「おい、震太郎。
お前の妹が呼んでるんだ。
返事位したらどうだ。」
凄い傲慢になった屑、神坂が話しかけてくる。
こいつは、周りに何時ものメンバーで固まり、訓練はするが、手を抜いている。
そんなのを見てもまだ好きになっている、この人達もバカになったものだ。
そんな屑を無視して時計をみる。
20:59 50
どうやら、この国の人たちにサヨナラの時間のようだ。
そう思いながら、アイテムボックスの中からあるものを取り出す。
周りが僕がアイテムボックスを使ったことで何か驚いている。
・・・あ、そうか。
この世界にはアイテムボックス持ちは居ないんだったな。
勇者含め。
21:00
「さようなら、僕、いや。
俺を解放させてくれてよ。
お前らに怯える演技、楽しかったぜ。」
そう言って俺は虹色でできたバットを床に叩きつけた。
ーーーードゴッ!
小さな音と共に深くてでかい亀裂が地面に走った。
「喜べ、オハルリコンで出来た、重さ9000㌧のバットだ。
一生に一回でも見れたんだ。
感謝しな。」
そう言って、いままでは笑ってたやつらや、屑たちが唖然としているなか、俺はこの国を出た。
ーーーーしばらくして。
「よし、あとは」
ボール製造!
出てきたボールは火や風、水などで出来た、野球ボールであった。
「よし、skillホームラン発動。」
ーカキンッ!カッキーン!
何回も何回も出てきた国の方へと打ち込む。
目標は勿論、
「運が良かったら生き残れるよ。
俺をいじめてた人たちよ。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
山田が去った後の会場
暫くの沈黙のあと、一速く意識を取り戻した王が
「か、彼を今すぐ連れ戻すのだ!」
王が慌てて指示を出すと、彼を連れ戻すために兵士が動こうとするが。
その時だった、
「あ?
何かこっちに向かってきてねえか?」
山田をいじめてたグループの勇者がそういった瞬間、
彼の顔面になにかが当たると同時に、爆発した。
「ギャアァァア!!」
しかし、それで終わるはずもなく
「いてぇ、いてぇよぉ。」
「・・・ァガ」
等々
ある者は、体を風に裂かれ、ある者は、顔などが爆発し、ある者は顔に水がついた瞬間凍りつく。
「なんだよ、これ。」
神坂は、その光景を目にし、唖然とする。
そんな彼にもなにかが当たった。
ーーーーカサッ
「紙?」
どうやら、これを引き起こした犯人の手紙のようだ。
そのなかを開くと、
『よう、神坂。
お前らには失望したぜ。
お前は訓練に手を抜いて、イチャイチャ、まあ自覚がないんだろうけどな。
ま、俺にはどうでも良いことだ。
俺はこの国を出て、野球やってから、邪魔すんなよ。
・・・邪魔した場合は、その会場に居る奴等よりヒデー事になっからな?
追伸
今更、俺を連れ戻そうとしてもおせえよ。
もう、お前らに興味ねぇから、じゃ!
震太郎、改めて、タイガより。』
「なんだよ、これ。
じゃあ、なにか?
これはあいつが全部やったのか?」
と、戦慄していると、隣から泣き声が聞こえた、そちらをみると、
山田 震太郎の妹、山田 真奈美が神坂が開いたのと同じ感じの紙をみて、泣いていた。
神坂が、その手紙を恐る恐る見てみると
『妹へ
正直言うが、自分から突き放しといていざとなったらまた妹面して戻ってくんじゃねえよ。
うっとおしい。
いいか、てめえは俺を知ろうともしねえのに自分だけを知って貰おうとして、知ってもらえなかったら無視をする。
そう言う奴が、よく兄さん何て呼べたよな。
虫酸が走るからやめてくれ。
じゃあな、《元》妹
震太郎改めて、タイガより。』
その瞬間、神坂は崩れ落ちた。
誤字があったら教えてください。