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代行者  作者: クラウン
3/5

第一話 始まりの朝

少し長くかかってしまいましたが、それなりの出来だと思いますのでご意見、ご感想をお待ちしています。

~和正の家~ 



ピピピッ ピピピッ ピピピッ


『う~~ん』


 パチッ!


  『ん~~~、もう朝かぁ』

  

いつもと変わらない一日が始まった




 僕が住んでいるのは神明町という 田舎ではないが、かといって都会でもないといういわゆるどこにでもある町だ

 現在一人暮らしをしている。だが、これはよくある物語のような幼いころに両親が亡くなったといったことはなく、海外に出張中なだけである



『おなかすいたなぁ~    

こんなとき幼馴染の女の子でもいればちがうんだろうなぁ』








僕がなぜこんなことを言っているのかというと、僕には一人暮らしをする上で欠かすことの出来ない技術が壊滅的な実力であるということだ



 つまりは、家事が出来ないのである。




 ~和正の家 キッチン~


 『今日はどうしようかな、カップラーメンは飽きてきたし かといって料理したものはなぜか(・・・)食べられないし?』


ただの現実逃避である




そんなこんなで時間が過ぎ、登校時間ぎりぎりとなったところで和正は今日の朝食をあきらめ 学校に行くことを優先することにした



『今日も一日、がんばるぞ!!』





~学校~


 僕の学校は生徒数256名という若干少ない、地方の学校である。

 この学校に通い始めてから一年たつが、納得できないことがある。それは、生徒数256名の中に女子が30名しかいないし、女子はまとまった人数でクラスに配置される。

ここまで言えばわかる人にはわかると思うが残念ながら僕のクラスにはいないということだ。

 思春期の男子生徒なのだから女子と触れ合って青春を謳歌したいと思うのが自然なのだが、とそんなことを思っていても何も出来ない。

今回もそうなるはずだった。しかし、ここで予期せぬことが起こった。なんといつの間にか、クラスに女子の姿があるではないか、

ふつうならここは、ただ女子がクラスに用事があったということだろう。そこで僕は、軽く挨拶をしてみることにした。

『おはよう』

「あ、おはよう和正君。

 今日は遅かったんだね。」

『今日は?』

「えっ、隣の席なんだから気付いているに決まってるじゃない。」


 何で決まっているのかはおいておいたとしても、隣の席?そんなはずはない。確かに昨日は今日とは違って早く来ていたが、

隣の席が女子だったかを間違えるはずがない。日本男子としてそこは間違えないはずだ。たぶん・・・

 しょうがないのでほかの生徒に聞いて、自分の正しさを証明しようと思った。が、しかし返ってきた答えは、


「えっ、何言ってるんだい。彼女は君の隣の席に決まっているだろう。」


 これは、いよいよ自分がおかしくなってしまったのだろうか。しかし、これ以上ほかの生徒に聞いて回ったりしたら変に思われてしまう。そう考えた僕は、今日一日はとりあえずおとなしくして、昨日と違う点をまとめてみることにした。

 まず授業が始まってから気付いたが、このクラスには先ほどの隣の席の女子のほかに、数名女子がいることがわかった。

 つぎに、ひとまず廊下に出て落ち着こうと思ったのだが、ここであることに気付いた。それはクラスのネームプレートだ。朝見たネームは2-Aだったのだが、今見てみると2-Bとなっているではないか。

 僕は訳がわからなくなってしまった。だがひとつ思ったことがある、それは(僕は疲れてるんだ、帰ったらすぐ寝よう)と。


なるべく速く投稿しようと思ったのですけどなかなかまとまらなかったです。

ですが、まだまだ続く予定ですのでよろしくおねがいします。

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