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なぜ面白いのか、なぜ面白くないのか考えて創作に活かす為のエッセイ  作者: 根田わさび


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3/3

一人称について考えたことはありますか?

エッセイのタイトルとはズレた内容かもしれませんが、メモ程度に残します。

 ふと疑問になりました。


「このキャラはなぜこの一人称なんだろう?」


一人称とは「僕」「私」「俺」など、自分を表す言葉です。

私は今まで、キャラクターを作るとき、一人称については深く考えていませんでした。

「何となく似合いそう」「この人ならこう言いそう」とか、曖昧だったのです。

ですがある時気付きました。


「一人称には、キャラクターの人生観が含まれるのではないか。」


 なぜそう思ったのか。

それは、自分がそうだったからです。


私は、自分の名前を自分で呼ぶのが恥ずかしいと感じます。


私が小学校に入学した頃、まだ私は自分の事を名前で呼んでいました。しかし、周りの友達が「俺」「私」と言っているのを見て、とてつもなく恥ずかしく思えました。

今でも強く記憶しているくらい恥ずかしかったのです。

それ以来、自分の事を名前で呼ぶことは無くなりました。


こんな風に、私が自分の事を名前で呼べないのは、過去の経験に基づいたものです。

逆に言えば、恥ずかしいと思う経験が無ければ「〇〇的には~」みたいなおふざけも出来たでしょう。


キャラクターも同じです。

例えば、周りに男の子しかいない環境で育った女の子は、「一人称は『俺』か『僕』が普通なんだ」と思うかもしれません。

または、憧れの師匠が「我」と言っているのを見て、「カッコいい!」とマネをしたから「我」と言っているのかもしれません。

世間知らずの妖精さんは、未だに自分の事を名前で呼んでいるかもしれませんし、人間がそうしているのを見てマネしているかもしれません。


こんな風に、一人称一つを取っても、キャラクターに深みのある個性を付けられます。

もちろん、全員考えろという事ではありませんが、自分のキャラを見つめ「なぜこの子はこの一人称を使うんだろう」と考えてみると、新たな物語の切り口になると思いますよ。



ーー余談ーーーーーー

 本文内では、さも突然気付いた様な書き方をしました(関係のない話だったので省きました)が、考え始めたきっかけは、とあるゲームのユーザーアンケートでした。


ユーザーアンケートに「好きな一人称はなんですか?」という質問があったのです。

好きなキャラを思い浮かべ、共通の一人称があったかと考えていましたが、「いやいや、一人称含めてそのキャラが好きなんだ。」と気付き、「特になし」と回答しました。


何故なら、好きなキャラが別の一人称だったら、その子「らしくない」ので好きになっていなかったと思うからです。一人称含めてそのキャラ「らしさ」。

キャラ「らしさ」を作っているのはキャラクターの経験や周りの環境。ならば、一人称だって経験や周りの環境の影響を受けているはず。私だってそうだった...


と思考していきました。

その結果、推しキャラが更に大好きになりましたとさ。

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