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このゲームにはまだ名前がない  作者: 榊巴
第一章:破節 ふえ鬼
24/24

一章:破節【クレス編】 第二十三話 集合?

―数日経ち、無事に葬儀とロンドール家当主の継承式を終えた。


イリアスは継承式のさいに、

亡き父と憂う領民に宣誓した。


「先代ロンドール伯は亡くなられた。

だがこれは嘆くべき出来事ではない、

  これは憂うべき出来事ではない


なぜなら次代ロンドール辺境伯として、私が居るからだ。


父は言った。

『国を想い、民を思うが、領主たるさだめ

ロンドール家はこの誇りと使命を胸に刻むのだ』

とそう仰っていた。

私もそう胸に刻んでいる。

皆 安心してほしい

父の想いを背負い、ロンドール家としての家督を背負う私が居るからだ。


ここに

第13代 ロンドール家当主 イリアス・ロンドールが亡き父の思いを背負い、立派に務めを果たすと宣誓する。


どうか皆も私を頼ってほしい」


そう宣誓した。


―、

多少の噂も耳にした。

「先代は自殺したんだってねぇ

務めが重かったのかしら 息子も大変でしょうに」


「イリアス様はテトラ商会に大胆な交渉したらしいな」


「ああ、だけどイリアス様のほうが根を上げたらしい テトラ商会も伊達じゃないってか しっかし大見得きったのに意外とイリアス様は交渉下手かもな」


「学園で襲撃事件があったらしいけど、領主自殺といい絶対なんかあったじゃねぇのか」


式典で行われる会話の内容ではなかった。


そんなイリアスは各国から来訪してきた貴族たちとの会合をしていた。

悲しむ暇もないだろうに、立派に顔を作り上げていた様子だった。


リンドはイリアスの護衛と共に隣に立っており、ハクと私は周囲を見渡していた。


するとイリアスの元へ2人の少女が訪れた。


周囲はざわつく。

「あ、あれは....」


「そうか あの子が... 美しい」


イリアスは2人の少女が礼をした、彼も挨拶をする。


「はじめまして イリアス・ロンドールともうします。」


なびく金の髪がさらりときらめく少女は顔を上げた。

「はじめまして ロンドール伯

私はガンドラス王国群通商連盟会長のタンタル・レムリアの孫

セシリア・レムリアと言います。


先代ロンドール伯と父は懇意の仲であったとお聞きしています。」


イリアス

「レムリア... ええ父との仲はお聞きしていますよ えっと彼女は?」


そう隣の濡鴉(ぬれがらす)のように艶めく黒髪、黄色い肌の見目麗しい少女。

「ハジメまして わたくしタオ・ラァンと言います。

セシリア様との付きソイの元、ごアイサツしに来ました。」


イリアス

「これはどうも タオ・ラァン様」


セシリア

「彼女は遥か東の国から来訪した方でして、なりわいの元、彼女と出会い、一緒に学園へ入学していたのです。」


イリアス

「そうだったのですね

どうですか? うちのロンドールは?」


そうタオに聞いた。


タオ

「エエ、とっても素晴らしいとかんじています。 わたしの国から見ても、類はみない」


イリアスは微笑む。

「ここまでお褒めくださるとは思いもしませんでした。 父もお喜びになりましょう」


周囲はヒソヒソと声が出る。

「なんだあの肌は...」

オレンジ()肌よりも汚らしい色だ」

「きっと何かの病気でしょう可哀想に」

「イリアス様の黒髪に似ているきっと穢らわしい家系なんだわ」


それを顔を隠しながら聞いていたフレデリカ。

「.......どうしてわたくしの国の方々は赤肌などと揶揄するのでしょうか...」


そう顔をうつむかせていた。


セシリア

「なんでしょうか?」


そう周囲に声をかける。

周囲は黙ってしまう。


「言いたいことがあるのでしたら、直接お聞きしましょう」


だが誰も前には出なかった。


「もしこのままわたしの友人を侮辱するようでしたら、私も振るべき力を振りましょう」


イリアスもただ黙って見ていた。


「おいおい 子供がそんな強そうな言葉を言うんじゃない」


誰かがそれに答えた。


イリアス

「コンダリウス伯爵....」


コンダリウス

「これはどうもロンドール伯 お父君が亡くなって、お辛いでしょうが

ですがこの不気味な肌を連れた方との会話をしないほうがよろしいかと存じ上げます。」


イリアス

「なぜだ」


コンダリウス

「それは先代ロンドール伯に失礼だからです。 先代はエルテ帝国のために命を賭したようですが、その式のさいに他国の野蛮人と仲良く会話しているなど お父君も哀しみましょう」


イリアスはただ返す。

「コンダリウス伯爵 彼女がどなたかご存知か? それがわかって、発言しているのか?」


コンダリウス

「ええ、通商連盟会長の孫娘ですね

彼女はいいのです。

ですがその隣の子供の話をしているのです。」


そうタオに指をさす。

「彼女は不気味な肌をもち、周囲の人間に溶け込もうとしている。

これは人に化ける怪物であるという証左ですよ そうやすやすと関わっていいものではありません」


それを聞いたセシリアは笑う。

コンダリウスはその笑いに顔をしかめる。

「何が言いたい」


セシリア

「いえ 随分と見ている世界が小さいなと」


コンダリウスはこみかみに力が入る。


「知っていますか? 他国から呼ばれているエルテの名を」


コンダリウス

「そんなものエルテ帝国にほかないだろ」


セシリアは微笑む。

「エルテというのは、"民衆"を意味します。


通称 "我々の帝国"ということなんです。


他国からは "アングロ人の集落"

      "アレマ人の国"

      "ゲントリー人の街"

と様々です。


そして "話せない人々の国"と言われているんです。」


コンダリウス

「わが国をバカにしているのか!?」


セシリアは黙ってイリアスに謝罪の仕草をする。

「いえ 大多数はそうではないでしょう

ですがあなた様はそう思われても仕方がないとしか言えませんね」


コンダリウス

「な、なに?」


セシリア

「私は祖父と父にならい、世界をまわりましたが、様々な国、文化、そして肌に違いがあるのです。

なにもエルテ帝国が世界の中心に立っているわけじゃないの よくご存知でしょう?

話せない人々とはこういった方々を言うのでしょうね」


それは一種の宣戦布告。


コンダリウス

「このガキ レムリアとか関係なく、躾がなってねぇ!!」


手を出そうとした瞬間、クレスがその男の手を止める。

ハクがセシリアの前に立ち塞がる。


クレス

「伯爵 ここで手を出したら、条約に反しますよ?」


そう諭す。

チッと舌打ちをし、イリアスに一礼をしその場を離れた。


タオ

「セシリア....ゴメンね」


セシリア

「いえ....タオがバカにされたのに黙ってはいられませんでした。

イリアス様 せっかく葬儀に迷惑をかけてしましました。

たとえ話の流れとはいえ、貴国を侮辱したことここでお詫びいたします。」


イリアス

「いえ 大丈夫です お互いさまなところもありましょう。


それに痛快でした 父も彼には困っているとよくお聞きしましたので、彼の不服な姿をみれば父も腹を抱えましょう。


セシリア様の想いには理解を示せます。

友人をバカにされてしまえば私も黙ってはいられない性分ですので」


セシリア

「そうでしたか.....」


割り込んで助けてくれたクレスとハクに礼をする。

「どなたかは存じ上げませんが、助けてくださってありがとうございます。」


タオ

「アリガトウ」


クレスたちはただ頷く。


―、

イリアス

「リンドが割り込んでくれると思ったんだけど....」


そんな疑問が浮かんだイリアス。


リンド

「すみませんが、私の"護衛はイリアス様のみ"ですので、クレス様もハク様も守りません フレデリカ様はさすがに別ですが」


そんな言葉が出てくるイリアスはそれもそうかという顔をする。

クレス

「リンドさん 信じていたのに....」


リンドは呆れる。

「私を取り押さえた人に言われましても...」


顔を隠したフレデリカが近づく。

「わがエルテ帝国はどうしてここまで他者を遠ざけるのでしょうか

父上の行いが無駄だと言われいるように感じます。」


クレス

「フレデリカ様 致し方ないかと...

元々エルテ帝国は移民同士が連ねった国とお聞きします。

他国からの使者であろうとも、忌避感あっても仕方ないのです。」


慰めようとしてしているクレスに反応するフレデリカ。

「たとえ忌避感があっても、話したこともない人にあそこまでの狼藉(ろうぜき)を働けとは王家は言っていません。」


クレス

「思う、口に出すのは個人です。

"王家だから"と言って、個人の価値観は生涯を賭してでも変わらないことでしょう。」


フレデリカは「そんな」というショックを受けた。


フレデリカ

「それでは....もう...どうにも出来ないということですか?」


それは未来はない、平和はないのかという悲観的な質問だった。

クレスはフレデリカの目をしっかりと見て、その質問に答える。

「いいえ」


「師匠はおっしゃいました。

『今は難しい。

だが争いしかない世の中で、

世界で初めて子供たちがしっかりと学べる"学園"が出来た。


なら将来見据え、子供たちに平和を教え、次代へ次代へとつなげることこそ大事でしょう』っと


フレデリカ様 あなたの想いはすぐには叶いませんでしょう。

しかしフレデリカ様が、わたしたちが"平和とはなにか"をしかと伝えてゆけばきっと良くなります。」


「わたしたち....//// ええ、そうですね」

フレデリカはそれを聞き、どこか安心したかのようにクレスに寄り添う。


ハクはそれ見てむっとなり、フレデリカをクレスから引き剥がす。


「わたしたちはわたしたちです!!

フレデリカ様 お二人だとお思いですか!?」


「あら? ええ、そうね独り占めには致しませんわ 王家も多くの方々を召し抱えていますから」


「な!?////」


クレスは何の話をしているのか分からない様子で、目の前で言い合いが広がっていた。


クレス

(.....言い争いって突然に起こるもんだな)


世の常にしみじみと頷くクレス。


イリアスはただその光景を見て、辟易した感情が湧き出る。

(すごいな あんな口説き文句 俺も言ってみたい...相手いないけど)


――


式は閉幕し、無事屋敷に戻る。


応接間にはさきほど話していたセシリア・レムリアとその連れ、タオ・ラァンが居た。


イリアス

「これはさきほどぶりですね」


セシリアは笑顔で受け答えする。

「ええ、さきほどぶりです。

改めましてわたくしガンドラス王国群通商連盟の使いとしてやってきました。


先代と誓った契約。

それの更新を伺いにあがりました。」


イリアス

「更新....」


セシリア

「はい 父との契約には、ガンドラスからなる物資の通商には必ず通商連盟を通して、取引を行うという契約です。


条件としてエルテ帝国の物資はロンドール地方からの輸入とすることで、辺境伯にも利益があるというものでした。」


イリアス

「そういうことか....」


まだそういった書類は確認できなかったイリアスはとりあえずという形で反応していた。


(下手に更新するのはやめたほうがいいな)


「そういう話になりますと"取引(そちら)"に詳しい私の部下を連れてもよろしいですか?」


セシリア

「ええ、わたしも友人を連れています。

ここからは....ってタオ...どこに行ったの?」


そう隣に居るはずの友人は霞のように消えていた。


イリアス

「さきほど 無遠慮に出てゆかれましたよ?」


えっという顔でイリアスを見つめる。


「タオさんが必要なら、こちらも探しましょうか?」


セシリアは首を横に振る。

「さすがにロンドール伯に迷惑をかけれません。

それにタオは"この話"には付いてゆけないので、どこかでお時間を潰してもらうというお話をしようとしていたのですが....」


その意図を聞いたイリアスは頷く。

「なるほど ではロンドールの名を持って、屋敷の徘徊を許しましょう。」


セシリアはその言葉に少し驚きを持った。

「よろしいのですか?」


イリアス

「彼女ははるか東からの来訪者でしょう?

ガンドラス方面とは異なるエルテの様式

それを見て学んでもらうっていう名目でしたら、ロンドール(うち)としては問題ありませんよ」


セシリア

「ご厚意痛み入ります」


そんな話をしたイリアスはセシリアを執務室へと案内した。


廊下を渡っている最中に、エルシーと出会う。

「エルシー ちょうどよかった

セシリア様との会合 付き合ってくれないか?」


セシリアは自身とイリアスに齢が近い少女を見て、イリアスに質問する。

「イリアス様 彼女が?」


イリアスは微笑む。

「ええ 彼女がわたしの元仕えてくれるエルシー・テトラだ」


エルシーはセシリアのほうへとお辞儀をする。

「エルシー・テトラと言います。

セシリア・レムリア様ですね

お話は伺っております。」


そう会合の内容を把握しているかのような発言をしていた。


イリアスはうん?、言ったっけ?と少し考える。

セシリアは楽しく話せそうな人との出会いで胸が高鳴ったのか、微笑む。


エルシー

「お話の準備ができましたのでこのままご案内させていただきますね」


セシリア

「ええ、お願いしますね」


イリアスは思う。

(あれ? なんか主導権が....)

と違和感がまだ薄氷のごとく積もったままだった。


―、

クレスは(まぶた)が重く感じた。

最近は一日の密度が濃く、心身ともに疲れが浮かび上がっていようだった。

それはみなも同様なのだろうとクレスはふっと笑った。


「マスターマスター」


そう言い、すり寄ってくる白竜の少女。

(やめろ、いまちょうどいい感じに眠気が来てるんだ)と思いつつも、口には出せなかった。


なんどもマスターと揺さぶっていると、後ろから声が聞こえた。


龙娘(ドラゴン娘)


ハクに指さすタオ。

ハクはその言葉を理解できなかったが、指をさした先には尻尾がある所だった。

ハクはごまかす。


「そ、....そのロンニィってなんですか?」


タオ

「.....あなたは龍ジャナイノ?」


不思議そうな顔をする。

ぎくりと顔をふるハク。


「りゅ、龍ー!? そんな立派生き物 あははワタシそんなのシラナイナー(そそそ)」


タオ

「....ここでは龍はドラゴンヨバレテル

なのにあなた龍知っている」


背筋が震えあがる。

(バレたー!!??)


マスターと大きな声でクレスを揺さぶる。

少しこめかみに力入れている。


「あ?」


ハクはクレスにタオにバレたという話をする。

「あの、あの!! タオさんにバレました!!」


タオ

「なんでワタシの名前知っているの?」


クレスは吐き捨てる。

「そんなの前回のイリアスに堂々と姿を見せて.....」


まどろむ思考から、目の記憶が浮かび上がる。ハクはずっと変身魔法を使っていることに。


驚きから目を見開く。

「見えるの!⁉」


タオは不思議そうな顔で頷く。


クレス

「驚かないの!? この子結構バカ力あるよ?」


クレスの発言にハクはえっと驚く。

タオは胸に手を添える。


「わたしの国 龍は神様そのもの おどろきません」


クレスははえーと感心するが、どうして見えるのかが分からなかった。


タオはそれを読んでいたかのように答える。

「わたしの目には、この世とあの世を見分ける力を持っています。

魂の形が見えるのです。」


クレス

「魂の形....なんかスピリチュアルだな」


だが、ハクの本来の姿を見抜いたことには納得せざるは終えなかった。


(魔法....とどう違うのか?)

「ハクはどんな形に見えているんだい?」


そんな疑問を投げかけた。

だがタオは少し狼狽えたような様子で答えた。

「それが....人の形をしているのに、龍の特徴を持った。トテモ不思議な形をしているのです。」


クレスはなるほどという顔で頷く。


ハクは自身の体をべたべたと触り、本来あるはずのない尻尾などを見つめていた。


クレスは思い出す。

(思えば、ハクは幻覚魔法ではなく、変身魔法を使っていると言っていたな。


仕組みは細胞の変質から始めるという異常な魔法。

もしこのタオ()の言う通りなら、

ハクのドラゴンの姿が本来の魂の形だ。

だが人とドラゴンが混ざった姿の魂なら、細胞の変質が魂の形を変えたということか?)


ふむと分からないことが多いが考察する。

気付くとタオはハクを引っ張り、遠い場所に居た。

「龍娘 一緒にアソぼう 龍と遊ぶのハジメテ どんな風に遊ぶの?」


ハク

「わたしにはハクって名前がー

マスター助けてー」


そう手を差し伸べていたが、クレスは笑顔で手をふる。


「何を言っているのか分からないが、助けだろう はぁよし寝れるな」


さきほどの考察を置き、その場で寝込む。


タオ

「ねぇ...なんであの人の魂は2つアルノ?」


―、

風が心地よく、木漏れ日となびく草がうたたねという音楽を奏でていた。


(意外と眠れないんだな)


そうベストポジションを探すように体の向きを変えていた。

眠気はまだ最高到達点至れないのがどこかもどかしかった。


「そこで何をしていらっしゃるのですか?」


声が聞こえたクレスは目を開かずに「お昼寝です」と答えた。


「領主さまが今仕事をしているのに?」


そんな疑問をなげかけてきた。

サボっているように見えたのだろう。


「労働は罰なのです。休まないと」


「それは十字教の教えでしょう 関係ありません」


やけに突っかかるなと思い、ゆっくりと瞼をあけるとセシリア・レムリアが居た。

クレスは気にもとめず目を閉じる。


「あなた様には助けていただきましたが、ロンドール伯に失礼だとは思わないのですか?」


「わたしはイリアスの友人です」


「友人とはいえ、そこまで自由に寝ていら」


「セシリア様は労働の重みを知らないのですか?」


その言葉をセシリアは疑問を浮かべる。

「労働の重み?」


「人はどんな行いをしていても、必ず疲れが出るものです。

それは心でも、体でも降り積もるものです。」


「......」


「その疲れという塵はどこへ捨てないといけない。

それが休憩なのです。

それに多分イリアスはサボってると思いますよ?」


えっと驚くセシリア。


「そうがっかりしないでください

イリアスはつい先日に父を亡くし、ほぼ同時期に暗殺されかけたのです。

しかしそんな哀しみもロンドール辺境伯という重みが抑えつけているのです。


そりゃ疲れもきましょう」


「ですが 役目は役目です。

責務から逃げては....」


「ですから休憩なのです。

セシリア様は通商連盟の会長は自身に引き継がれたとしたら立派に果たせますか?」


そんな質問を聞かれたセシリアは断固たる思いで答える。

「ええ、しかと 務めを果たします。」


クレスはゆっくりと眠気が来ていたのか優しく笑い、言葉を放つ。

「ふっ 質問を間違えました。

なら今引き継がされたら立派に果たせますか? 前会長と並ぶあるいはそれ以上務めを果たせますか?」


セシリアは「それは...」という風に狼狽える。


「ええ はたせないんです。

なぜなら一日で責務は完成しないんです。」


「ですが わたしは1年あれば立派に」


「1年......正確にはいつできますか?

一日は12つ時です 半日仕事しても2年かかりますよ」


そう言われてしまえば、しっかりとは答えられなかった。


「わたしの知る言葉では、"一万時間の法則"という言葉があります。

まぁ一万時間もあれば、どんな仕事もうまくなるよねって話なんですけどね


要は1年は365日、1日は12つ時

セシリア様はそのお仕事を12つ時フルに責務を果たすつもりなんですか?」


セシリアはその言葉に「いいえ」と首をふる。


「そうですね 毎日12つ時なんてやってたら、あっという間に体なんてぶっ壊れます。

イリアスは慣れない責務を突然押し付けられ、一生懸命にそれに応えている。」


「そうですね.....」


「彼は先代から辺境伯の仕事を教えてもらってないと聞きました。

分からないことだらけでしょう。


そんな時に"逃げてはいけません"って言ってみてください

きっと彼は辺境伯という務めはできなくなるでしょう。」


「.....」


「『エーゲは一日にして成らず』

かの大国も年をとり、大きく成された。


それにイリアスは逃げる子ではありません

イリアスは一日で一生懸命をかけ、苦手なものでもゆっくりと立ち向かっていくのです。

そして時が経つにつれ、得意になりましょう。」


そういうと朗らかな声で伝える。


「セシリア様もさきの友人の義憤

慣れない言葉でお疲れでしょう?」


セシリアはなんでか心を透かされたような気持ちになった。

「どうしてそれを?」


「顔を見ればとしかいえないのですが、

.....きっと今回のお役目も初めてなのでしょう?」


「.....ええ

祖父からロンドール泊との連絡役を承ったとき、なんとお話すればよかったのか思い付きませんでした。」


「それはイリアスも同じこと

そして友人の侮辱と感情の発露。

それは疲れましょう。」


「.......」

セシリアはただ黙っていた。


「ですから 休憩が必要なのです。

ほらちょうど心地良い風が来ているでしょう?」


「でもそれはイリアス様のお話で、あなたのことではありませんよね?」


少しかわいた笑いをするクレス。

「あははバレてしまいました 結構適当に逸らそうとしたんだけどねー....

でも風は気持ちいいでしょ?」


「.......」


それは確かにセシリアの頬をなで、髪をなびかせた。

ふと上をみあげると木漏れ日の隙間から見える晴天が不思議と心に惹かれた。


「確かに....どこか重みを感じます。」


「ならお昼寝しましょう ここで寝そべったらすごくいいですよ」


セシリアは驚き、恥ずかしがる。

「と、殿方の隣なんて....///」


「...........」


クレスからの返答はなかった。

ふと気になり、顔をのぞくとすやすやと寝ている様子。


セシリアは周囲を見る。

誰も居ない様子だった。


ほんの少しクレスの近くですっと寝そべる。

上を見るとやさしい木漏れ日と木陰が心地よく感じた。

(.....そうですね 確かに休息は必要ですね)


そう感嘆たる思いが湧き上がる。


――


すっとクレスは起き上がると隣には少女が健やかに眠っていた。

「..........え? あれ? 本気で寝てる」


そんあことをボヤいた。

クレスは仮眠のつもりで、目を瞑ったつもりだった。


ちょうど道では従者がこちらの様子が見えたのか微笑ましい顔になりつつ、その場から離れていった。


「........」


ま、いっかと思い、少女が起きるまでこの青空を眺めていた。


―、

セシリアの瞼が一層暗く感じた。

その違和感から目をあけると空は赤く染め上がり、ところどころに紫がたちこめていた。


目をこすり周囲を見ようとすると、「起きたか」と後ろから声が聞こえた。

ハッとなり、後ろを振り向くとクレスが居た。


セシリアは驚き、立ち上がる。

「あ、ああ、あああ////」


「ご、ごめんなさい」


クレスはその行動に理解できず、首をかしげる。

「どうした?」


セシリアはただどよめいて声がしどろもどろとなっていた。


「ふっ 少しは疲れが取れたか?」


そう優しい言葉を投げかけた。


セシリアはその言葉をちゃんと受け取り、黙って頷いた。


「よかった 女の子は笑顔が似合うからね」


クレスは優しく微笑む。

夕日に照らされたクレスの顔がどこか美しく見えたセシリア。


「あ、あの.....」


なにかを言おうとしていた。

しかし、―


「クレス!!」


男の声が響く。

クレスはその声の主を知っているように、驚き声の元へ体を向ける。


「師匠!!」


ロートリウスはがしりとクレスの体を抱く。

「生きておったか...全くどこをほっつき歩いとった。」


セシリアはその男を知っていたように呟く。

「エルテ帝国の三賢者

"知識"の賢者 ロートリウスさま.....?」


―――――――――――――――――――


結局学園がひと月休学になってしまった。


私は落胆するアリスさまをあんなにも鼓舞したというのに、()を見つけられずに居た。

彼の面影はないかと、懸想(けそう)をしているわけではないのに学園があるロンドール地方の街を歩き回った。


そんな朝に建物の影から"彼"であろう姿が見えた。

その馬車にはロンドール辺境伯の紋章があり、彼はロンドール辺境伯のもとに居るのだと思った。


.....ただどんな顔をしていいか分からなかった。

ただただアリスさまに見つけましたというお手紙は送れても、

どんな話を、どんな顔でという話題が頭浮かび、ペンを進めれずに居た。


クレス

『そうだこれもなにかのきっかけだ』


アリス

『人生 何度もやり直せますわ

偶然 奇跡 奇遇 があっても

『縁』があるからこそ起きるもの

そして今回も私たちに『縁』があったからもう一度会うことはできますものね』


2人の言葉を思い浮かぶ。


「きっかけか.....」


なぜだか心が奮え、ペンのさきがしっかりと紙面をなぞった。


後日、アリス様が屋敷に来ました。


「はぁはぁはぁミカエラ!! クレス様を見つけたって!?」


切羽つまった勢いでミカエラの肩を掴む。

「.......アリス様 来るの早くありませんか?

まだ手紙を送って一日しか経っていませんが」


「それは....商会のツテで私宛の手紙はすぐ届けるように言ってあるの」


それよりも!という感じでミカエラに迫る。


「クレス様は何処へ?」


「ロンドール辺境伯のもとに居るかと思います。」


「どうして?」


ミカエラは憶測を交え、話す。

「恐らくクレス様が"起こした事件"にロンドール辺境伯も関係があるのだと思います。」


「関係者ね.....」

そう考えるアリスにミカエラは聞く。


「アリス様 いかがなさいますか?」


アリスはしっかりとした目でミカエラを見つめる。

「今すぐ会いに行きますわ ミカエラ様 出立の準備を」


「えっ....」


ミカエラはあれよあれよと言う間に、馬車に乗り、ロンドール辺境伯の屋敷へと向かった。


「あの....向かうにしろ さすがに連絡のひとつもしないのは....」


アリスは毅然と答える。

「あら? いくら学園を擁する辺境伯といえど、侯爵令嬢の訪問を無下にするとは思いませんわ」


ミカエラは少し狼狽えながら「そうかもしれませんけど...」と呟いた。


がたりがたりと馬車は進む。

意外な沈黙が馬車の中を漂っていた。


「ねぇ...ミカエラ様」


「はい、アリス様」


「わたし一体どんなお顔でクレス様と接したらよいのかしら?」


ミカエラは唖然とした。

毅然としていた姿を、凛とまえを向くアリスが弱気を吐いたのだ。

その証拠に、自身の震える腕を落ち着かせようと服を握っていた。


だけどどこか安心したような顔をする。


「アリス様 実はわたしもなんです!」


えっという顔でミカエラを見つめる。


「クレス様が事件を起こしたという眉唾ものを聞き、はたしてどんな顔をして話せばいいのか悩んでいました。


けどきっと会えば、どんな顔かきめられるような気がするんです。」


そんな本心を吐露した。

それを聞いたアリスはふふと笑う。


「あなたもなのね... ねぇ ミカエラって呼んでいいかしら?」


「はい 私もアリスって呼んでいいですか?」


こくりと頷いた。

お互いに楽しそうに話してた様子だった。


―、

イリアス邸にて―


クレス

「君たちは?....」


その面影は確かに知っている2人の突然の訪問に驚く。


アリス

「つい先日ぶりですか? あなた様にお会いしたかったのです。 クレス様」


ミカエラ

「私はミカエラ・ダルトリュート

クレス様 以前お会いしましたね

ぜひその知識をご教授ください」


2人はスカートの裾をあげ、お辞儀をする。


その光景を眺めて、ひょっこりと顔を出すハク。

「マスター 彼女たちは?」


ミカエラ、アリス

((マスター???))


後ろからクレスに抱きつくフレデリカ。

「ねぇ〜クレスさま....って訪問者? アリス!?」


アリス

「フレデリカ様!?」


王女が居ることに驚くミカエラ。


セシリア

「ほーらタオ 帰りますよ」


タオ

「いやー ここ住心地イイ」


と頑なに離れようとしないタオを引っ張るセシリア。


そのついでという形で現れるイリアス。

「......また訪問者 うちは寄合所じゃないんだけどなぁ...」


その隣で今日の予定を確認するエルシー。

「イリアス様がご政務から離れますとますますこういった問題が起こりますよ」


その状況に飲み込めないアリスとミカエラ。


すると後ろからまた馬車がやってくる。


確認しようとするイリアス。

「おい....」


新たな訪問者に思考停止するエルシー。

「........えっとごめんなさい さすがに聞いてないです」


すると馬車の窓から、

サリィ王女が手を振っていた。


「クレスさまーイリアスさまー ご無事でしょうかー!!」


身を乗り出したサリィをどうにか馬車の中に入れようとするエスメ。

「あ、こらサリィ!! 危ないでしょ」


ハク

「わぁ大所帯ですね!」


そうのんびりな言葉を発した。


ロートリウス

「がはは こんなににぎやかなのも久しぶりだな」


そうその光景にかけよったロートリウス。


状況が絡まってきたその光景にクレスはただ黙りこんだが、なんだか面白いおかしくなり、ハハッと笑った。


――、


かぁかぁと虚しく茜の空に声が響き渡る。

カルエ村に1人取り残された者が、ただ村の入り口で佇んでいた。


エリザ

「...........私だけ置いてかれてないよね? ね?」


そう空に投げかけるが返ってくるものはなにもなかった。


お疲れ様です。榊ともえです。

本来は急節のあとに書くつもりでしたが、

少し執筆速度が落ちているのでついでのつもりで書いております。


えーさっそくですが。

ジンクスが発生しました。


今回のジンクスは地雷型、通称:置きジンクスですね。

内容としては今年の10月あたりに、

 家族の靴断捨離の日というのをお昼に実行していたらしく、私が懇切丁寧に扱っていた高級スニーカーを了承も確認もなしに捨てられていました。


これがまだ何ヶ月も履いてないなら、全然納得が行ったのですが買って3年毎日毎日、ほんとうに毎日履いていた相棒でした。


それも買った理由も頑張った自分の褒美として買った思い出の品なのですが、それを平然と捨てられていました。


外側結構綺麗だったんですが、恐らく『気に入らなかった』のでしょうね。

こんなの誰も履かないでしょと思い、捨てたと推測しています。


どうして推測だというと、家族はそんなの捨てたという記憶はございませんからね


映画『記憶にございません!』ってね仕方ない(泣)

まぁ今回は発覚したのが最近でしたので、

2カ月過ぎたるということで大本営発表の「損害ハ軽微ナリ軽微ナリ」並みのつらさという感じですね(吐血)。


もし当日でしたら、....


とまぁジンクスは毎年のごとく起こり続けますね。

最近は眠る時間が長く、濁流に抗い起き、寝起きの心臓の高鳴りで「これが恋?」という毎日の中でこれですよ。


まさに人生のピタゴラスイッチ。

けど幸運なことに今執筆活動、創作活動が出来ているのは大変奇跡に近くてですね。

感無量となりながら、今書かせていただいてる次第なんです。


なんかまるで余命宣告だな これ


ま、いつ次創作活動できるかなんてわかりませんしね


今までのジンクスで一番ダメージが大きかったのはなんですか?

 と言われたら、2年前の半年も経たずに記憶喪失を起こしたのが一番ダメージが大きかったですね。


創作活動において、

記憶喪失は発想や知識、伏線などを仕込む際に多大な影響を受けます。


知識集積型芸術、経験言語化がものを言う小説は特にという感じですね。


どこまでの記憶を無くしたのかというと、

生まれた時〜青春時代までですね。


そのために友人との会話も含め色々苦労しましたねぇうん。

とまぁそんな話はどうでもいいとして、


今作の小説の書き方について

 本作ではシュミレーションゲーム風に小説を書いています。

ただここまで読んでいてわかるとは思いますが、序盤はマジで面白くないです。

なんで面白くないのか...


まぁ主人公の動きを見てたらわかります。

 そのために「あの時の作者」はイヤな顔して、主人公の思考を想像し、どこをどうしたら嫌われるかを思い描き、参考資料としてあまりよくない書き方していると噂のなろうも参考にさせていただきました。


そのため、作者嫌いって思った方


exactly(その通り)


だって誰が他人の思考なんて読みたいと思います?w


小説は脈絡あって、読めるものと考える自分も含め、嫌われて当然の書き方。

思考は脈絡がないから、嫌いとなるのが普通なんです。

そのため、読んでいただいた方々の感想と反応は間違っておりません。

作者が保証しますエッヘン(  ̄ω ̄ )


ですが小説はやはり色々な書き方をして、

読者に伝えたい表現を感じさせることこそが一番美しいと思います。


そのため"学園編の最後まで"を読んでいただいたら、どうしてあんな書き方になったのかがよくわかります。


と言いたかったのが、"昔の自分"です。


記憶喪失した今となっては、

学園編終了までは

小説のノウハウもなしに書いてみたいという衝動でやっています。

そのため、

齟齬も大きいし、書き方もおかしくなると思いますがどうか大目に見てください。


学園編が終われば、色々な小説を再履修して違う書き方したい所存。

聞けばAI小説もあるのだとか、恐らく作者と相性悪そうだなと思いますがやってみたいな。


―、


ここからは余談と関係ない話なので興味のない方は飛ばして大丈夫です。


記憶喪失でわかったことが多くてすっごく勉強になったんですよね。

今から言うのは、あくまでも科学用語も知らない素人が言う戯言なので悪しからず。


まず記憶喪失は対策可能です。


記憶喪失を免れるのではなく、

あくまでもダメージ量を減らすという形なら対策可能でしたってお話。


当時の私は

記憶には、恐らく『五感』による記憶形状が存在すると思いました。


視覚記憶力

聴覚記憶力

触覚記憶力

味覚記憶力

嗅覚記憶力


があると思い、自分は触覚記憶力と視覚記憶力が長けていると考え、それを特化するという生活をしていました。


その後、想定通り私は記憶喪失を2回連続で食らったのですが、


1回目は『何を失くしたのが分かる』軽度の健忘症(記憶喪失)


2回目は『何を失くしたのか分からない』重度の健忘症でした。


この2つはあくまでも対策可能だけど、短期間で起きたので2回目は記憶の復旧が遅くなりました。


問題は2回目の記憶喪失です。


いつの時期かは未だ思い出せないのですが、

『あの一瞬、自分の名前も半生も失くしました』

ですが、触覚記憶力で小指と足を踏み込むという動作で記憶の連想することで、どうにか自分の名前を思い出しました。


いやーあれそのままだと行方不明者か神隠しってやつになってましたねw


と、なんとか踏みとどまれたのは

私の記憶特化法は触覚による『本棚作成』でした。


巷では、ドラマ『シャーロック・ホームズ』の"記憶の迷宮"

なんだっけ?FBIで使われているABCリストとかなんとか


私の場合は、ただ分かりやすく『本棚』で例えています。


本は記憶、本棚は保管場所、並びはジャンルとかで記憶を置いていくって手法ですね。


私の場合は、地元の街の記憶を本棚にしていました。

そのときの肌感覚や、筋肉の動かし方で記憶を保管して、連想やらで思い出すって感じです。

これの欠点は例えば小指の第二関節を動かすと、そこに保管した記憶を全て思い出し、そしてその記憶に関連、連想する記憶も連鎖で思い出すのが地獄です。

これのおかげで名前以外も思い出したので、手法としては悪くないですね。


まぁ記憶喪失でパァになりましたが


今回の対策方は分かりやすく言うと、

この本棚作成があれば、

Pc復旧でデータは消えたけど、アプリ復旧は出来ます。

リカバリーはなんとかできる!!ってお話ですね。

まぁ音楽家は聴覚に特化してるんだから、音楽聴かせたら思い出すことあるでしょ?って言えばもっと分かりやすいかな


ボケたおじいちゃんでも料理屋だったら包丁握らしたら、顔が変わる。

そういうお話を上記で細かく説明しました。


2つ目は、

他人に共感できる人、できない人の仕組みと幼児退行は実は極度の記憶障害ではないか?というお話。


さきほど

五感における記憶力を述べましたが、


この記憶力は総称して2種類に分けられると思います。


脳 が記憶する五感は


視覚、聴覚、味覚、嗅覚


心臓 が記憶する五感は


触覚


なんじゃないのかと


心臓のほうを『体感記憶能力』と呼び、


脳は....暫定 『脳覚記憶能力』とします。


なんで心臓が記憶能力あんねんwという方。

これは心臓移植によって趣味嗜好が変わる可能性があるというお話があります。

詳しくはご自身で。


んで思ったのが、

私は視覚と触覚の記憶能力が高いと自認しております。

それで思ったのは、


共感できない人は

触覚記憶能力が欠如、あるいは低いのではないか?という考えです。


共感ができる人というのは感じ方は多岐に及びますが、大半は心臓がきゅっと締め付けられる感覚になることが多いと思います。


相手がどう感じているのか

目か、音か、匂いか、味か、で感じ、

それを再現するように触覚が今まで感じ記憶で再現しようとする『ミラーリング効果』


これが共感能力なんじゃないかって思っています。


そのため、共感できない人は


「気持ちは理解できる」と、あくまでも

脳だけの反応になるんです。


なぜなら体は反応しないからですね。

マグロかな?


そして、この仕組みを考えると


『共感覚』も説明できるんです。


共感覚は 音が色に見えたりなどの所謂認識変わる特殊な技能ですね。


実は最近私も 記憶を失くしてからそれに近い感覚になっていて、音や感触が色に例えられるようになったんです。


そこから思ったのは、


この共感覚は この上記の記憶能力の補完によって起こっている現象なんじゃないのか?

ということです。


恐らく記憶喪失により、触覚記憶能力が欠如あるいは著しく低下してしまった。


それを補完するように次に長けた記憶能力である視覚が、触覚記憶能力の代わりを成そうとした結果。


色に見えるようになったのかということじゃないかと思っています。


けどなんで 音も? というと

自分が一番記憶能力として低いのが聴覚だからですね

なんで一緒に補完しちゃったんじゃない?(こっちは適当)


まぁ恐らく 脳覚記憶能力が極度のストレス状態だと記憶保持能力の向上が見受けられ、


体感記憶能力が極度のストレス状態だと、

直感や条件反射になるんじゃないかな?


知らんけど()


そして、―

幼児退行は極度の記憶喪失。


これは自身の経験による主観ですね。


私 生まれつき


文字も読めません

言語は聞き取れません

言葉は喋れません

目はアーレンシンドローム


という誰も理解できない4苦だっけ?

ああ、思い出した 四重苦なんですけど


文字は読めません→絵は好きなので文字という絵で覚えました。


言語は聞き取れません→様々な「あ」の音をサンプリングし、平均値を出して聞き取る。


言葉は喋れません→サンプリングした音を口で再現。


目 まぁ目はいいからどうにかなった。


AIみたいな覚え方しましたね。


なんで今も未だに文字読めないんですよねw

だから実は小説が一番苦手です。

ごめんなさい。


そのため、軽い記憶喪失でも幼児退行になるんじゃないのか?


というのが私の憶測でした。

ですがなりませんでした。


ではなぜか?


これは恐らくジャネーの法則も含め、

記憶保持能力が大きく影響してるからじゃないのか?ということです。


まず記憶をするという現象には、

言語が必要なんです。


PCで言うなら、プログラミング言語ですね。

根本がなければ、OSもできないでしょ?


これがなければ、会話もできません。

記憶をする必要がない。


だからこそ、言語が根幹そのもののために、言語機能の喪失はないのです。


人生というのは

0-1  人体の動かす練習

1-2  言語機能作成

3-6  周辺環境のDLあるいは対応

7-12 記憶能力形成、会話機能の発達

13-18 自身の能力を発展

19-20 人格の完成


なんじゃないのか?と思いました。


上から順に PCで例えると


ハードウェア動作確認

マシン言語 挿入

OSのダウンロード

必須アプリのインストール

アプリの拡張

PCの完成


そのため、幼児退行はマシン言語を喪失するという危篤な状態の記憶喪失なんじゃないのか?と思いました。


とまぁ学者でもない上、科学用語も知らない論文も読んでない一創作者は考えました。

けど昔の学者さんも自身で当てはまる言葉で作っていったと思うと感慨深いものですね。


創作知識としても中々面白いと思いますので、参考になれば幸いです。


では、―

どうでもいい話を書く必要なかったろと思う榊巴でした!。

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