表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

75/472

第75話 勇者様の凱旋?(6)

「一度俺とエルがジェノルド帝国へと帰って休戦したと伝えた方がいいんじゃないかな?」


 僕がエルに提案を出せば。


「う~ん、そうね、その方がえぇかもね?」と。


 エルがまた公爵家の令嬢さまらしくない言葉を吐くから。


 僕はグラウムさんや他の人達に大変に悪いと罪悪感を募らせるから。


『エル~』と声をかけようとすれば。


「──魔王! 何でぇー! 貴様がー! 我が領地! 我が城に居るのだー! それも儂の大事なエルちゃんと一緒にー! 魔王ー! 貴様ー! どういうことだー!」と。


 まあ、御約束の声……。それも僕自身が聞き覚えのある声がテンプレ通りに、何処からともなく聞こえたではくてねぇ。


 僕の頭上から聞こえ! それも剣を振り下ろしながら、空から降ってくるから。


「……お、お前~! 何を考えているんだ~?」


 僕は何度か争ったことがある前勇者……。


 それも老いた元ライバル! 宿敵だった者? の空から落下してくる容姿を見て驚愕して声を漏らすのだった。



 ◇◇◇


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ