表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

360/472

第3話 小さなお姫様(2)

 そうエルや翔子、レビィアの三人から『初日の出! 初詣のドライブに男女問わず友人はくるとは聞いてはいたが。元カノがくるなんて聞いてはいない! 一体どう言うことなのか? 説明をしろ! わかったな? 今直ぐにだ!』と、三人の妃から問われ、叱られ。


『すいません!』、『ごめんなさい!』、『俺は本当に知らなかったのだ……』、『ごめんなさい……』と土下座をしつつ、何度も三人に頭を下げている僕の耳へと聞こえてきたのだ。


 しかし少しばかり間が空けば。


「はぁ~、それ可笑しいじゃろぅ? 美紀、あんたが産んだ子は元亭主の娘で一樹の娘ではないじゃろぅに?」


 我に返った沙也加の奴が怪訝な表情で美紀へと告げ、尋ねるが。美紀が沙也加へと告げた言葉は嘘偽りではなく本当のことだから。


「うぅん」と自分の首を振り。


「沙也加先輩! うちが言っている事は嘘偽りではなく本当の事で、美紀は一君の娘です! ──これも遺伝子的にちゃんと説明をされていますから、うちが沙也加先輩に告げた事は全部ほんまの事です!」と。


 美紀は沙也加へと妖狐(洋子)は僕の娘だときっぱりと告げる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ