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第55話 クリスマスイブの夜(5)

「ここなんだぁ、一樹?」


「そう、そう、ここじゃけぇ、エル」


「私、広島に住んでいるけれど。初めてきたけぇ。ここに……」


「うちもそぅじゃけぇ。翔子さん。このモミの木森林公園にきたのは……」


 家の奥様三人。エルと翔子、美紀達三人は現地……。



 そう、吉和村のモミの木森林公園の駐車場──我が家の自家用車、愛車の一台である79年式カマロZ28から下車すればね。月夜が綺麗、艶やかに山、森林を月明りで照らされた幻想的な、美しい夜の光景を見て確認をしながら声を漏らし、呟くのだが。


 我が家のお姫様……。



 そう、父親である僕の腕、掌を握りながら立ち並ぶ洋子はと言うと。


「うん、ママ達が言うように綺麗は、綺麗なんじゃけれども。パパ~、洋子は少し寒い。寒いよ」と。


 まあ、我が家のお姫様は、こんな感じ言葉を漏らす、と言うか?


 洋子は自身の顔色を変え、震えながら呟くから。



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