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子育てしたいおっさん奮闘記  作者: 麒麟キリン
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エピローグ

四十手前のおっさん。


もうどこのコンビニに行っても年齢確認もなく酒もタバコも買え、女子高生には近づいただけで煙たがられる年齢だ。


見た目は節制していたのでお腹でたりしていないが、顔はどんどん老けていくいっぽうだ。


そんなおっさん、俺ことよしきは四十手前となり、今重大な問題に直面している。


俺には姉がいたのだが、離婚をし二人の子供を育てたいた。

特に仲が良いわけでもなく、数年に一度顔を会わせるくらいの関係だったが、ある日その姉が急な事故でこの世をさった。

二人の子供は離婚した元旦那に引き取るように打診をしたが、すでに再婚をしており引き取りたくないとの答えがきた。

俺も姉以外身寄りがないので、この二人の親族は元旦那以外、俺しかいない状態だ。

叔母が唯一いるが血は繋がっておらず、唯一の血縁だある俺が引き取るようにと言う始末。


行政にも相談したが、施設もいっぱいであり、なし崩しで俺が引き取るようになってしまったのが、つい二日前。


今日は日曜日だが、朝から叔母と市の福祉課の職員が二人の子供を連れて俺の家にくる予定である。

ちなみに二人の子供は、姉と弟で、それぞれ中1と小2らしい。

最後にあったのが弟君が生まれた時なので、6年ぶりか。姉ちゃんは小学生のとき以来で覚えてないだろう。


都内の2LDKマンションだが、一部屋は完全趣味部屋だったのをわざわざ近隣のコンテナルームに荷物を移動した。

今はすっからかんなので二人が入るスペースはあるが、足りない家具とか買わないといけないのだろうか。


正直めんどくさい。


今日からおっさん、父親になります!

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