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種族を決めよう

 『では、長くなってしまいましたが、これから神崎さんにオススメの長命種を表示します。』


 そう女神アストルティアが言うと、氷餓の目の前にはホログラムのような半透明の板が空中に出現した。

 そこには・・・


    ーーーーーーーーーーー


 亜人種

   

  ・《森精種(エルフ)

  ・《土精種(ドワーフ)

  ・《獣人種(ビーストノイド)

  ・《竜人種(ドラゴノイド)

  ・《悪魔種》

  ・《天使種》

    etc・・・


 異形種

  ・《精霊種》

  ・《獣種》

  ・《神獣種》

  ・《竜種〉

  ・《死霊種》

  ・《機械種》

  ・《物質種》

   etc・・・


    ーーーーーーーーーーー


 ・・・色々な種族名が、ずらっと並べられていた。


 「長命種と言ってもたくさんの種族がいるんですね。」

 

 こんなにあると、とてもすぐには決められそうも無く、また考え込んでしまう。


 「何かオススメとかってありますか?とてもすぐには決められそうにはなくて。」


 (こういう時は神に聞くのが一番だよね。)


 『オススメですか?分かりました。では先ず亜人種と異形種では何方がよろしいですか?またはご希望などがあれば私の方で選別しますよ。』


 人型以外となると生活が不便であったり、人に討伐される可能性があるので人型であるのは絶対条件だろう。そして、氷餓は自分がドワーフになったときのことを想像し、頭を振る。


 「じゃあ、人型なら亜人種も異形種も何方でもいいですよ。あとは《土精種》は身体に慣れないと思いますし、〈天使〉とか〈悪魔〉とか僕には合いそうにないので遠慮したいです。」


 『分かりました。・・もう少し何かないですか?』


 (何かないかと言われても何も思いつかない。)


 「あぁ〜〜それじゃあ・・変なしきたりとかない種族がいいです。《森精種》とかライトノベルとかではよくしきたりで森の中から出られないとかあるじゃないですか。僕、世界一周とか興味ありますから、そう言うしきたりとか面倒なので。」


 『分かりました。少々お待ちください・・・こんなのはいかがですか?』


    ーーーーーーーーーーー


  ・《獣人種》

  ・《竜人種》

  ・《精霊種》

  ・《魔人種》

 

    ーーーーーーーーーーー


 『この辺りでしょうか。どうですか?』


 表記されたのは、この四つの種族だった。しかし、実際にどんな種族なのかは分からない。


 「うぅん〜詳細とか教えてもらえますか?」


 『はい、勿論です。・・こちらです。』


    ーーーーーーーーーーー


  ・《獣人種》•••《獣人種》は種族の中でも、種類が多肢に渡り存在する。基本的に《獣人種》の寿命は短命種ではあるが一部の種族、《狐人種》は他の《獣人種》の種族の中で例外的に長命種である。中でも〈九尾〉は数千年も長く生きると言われている。ただし、《狐人種》は基本的に女性しか存在しない。そのため他種族と交配して子供を産む。


    ーーーーーーーーーーー


 つまり、《獣人種》を選ぶとしたら自動的に《狐人種》になるのだろう。しかし、女性しかいないとなるとちょっときついかのように思われた。

 次は・・・


    ーーーーーーーーーーー


  ・《竜人種》•••《竜人種》は元々《竜種》の中で人化した者が、亜人種の他種族と交わったことが起源となっている。そのため、竜種の力が多く受け継がれ、先祖返りが生まれると、《竜種》と同等の力を扱える。寿命も《竜種》から受け継がれ、非常に長く、平均で五百年ほど生きる。また、《竜人種》の中でも〈龍人〉は千年、さらに〈神龍人〉は数千年生きると言われるが〈神龍人〉は未だかつて、前例が存在していないため、確かなことは分からない。


    ーーーーーーーーーーー


 さすがは《竜種》、その力もさることながら、寿命も長い。特に〈神龍人〉はほとんど永遠に近い時を生きることになるようだ。


 (存在していればの話だけど。これになってみるにも良さそうだけど、他のも見てみよう。)


    ーーーーーーーーーーー


  ・《精霊種》•••《精霊種》とは魔力などを媒体とした精神生命体で、大気中の魔力などを吸収して生きている。また〈精霊王〉を中心とした生態系を形成しているため、基本的に〈精霊王〉には絶対服従であり、〈下位精霊〉は基本的に生まれた場所から移動できない。また〈上位精霊〉や〈最高位精霊〉も基本的には自分の生息領域から出ることはない。だが稀に、世界を旅する精霊も、いるとかいないとか。《精霊種》には寿命が存在していないが、《精霊種》は魔力など、存在を構成する媒体が吸収できなければ、消滅してしまう。


    ーーーーーーーーーーー


 (《精霊種》は基本的に寿命は存在しないけど、〈精霊王〉に絶対服従なのは抵抗があるから、これは遠慮しておきたい。)


    ーーーーーーーーーーー


  ・《魔人種》•••《魔人種》は異形種の中でも知性が高く意思疎通ができる種を亜人種として扱い、そう呼ぶ。《獣人種》と似ており、種族の中でもたくさんの種族が存在する。また寿命も《獣人種》と似ており大多数は短命種である。長命種は《鬼人種》や《死霊種》などが存在する。《鬼人種》は〈茨木童子(いばらきどうじ)〉や〈酒呑童子(しゅてんどうじ)〉などが長命種とされる。《死霊種》には基本的に寿命という概念が存在しないが、日の光に当てってしまうと大体の種は消滅してしまう。例外の一部として《吸血種》の中でも〈真祖〉や〈始祖〉は日照耐性を持ち簡単に消滅することはない。また《吸血種》は血を得ることでより強くなる。


    ーーーーーーーーーーー


 (《鬼人種》や《吸血種》は面白いかもしれない。もうちょっと詳しく見たいな。)


 「アストルティア様、《鬼人種》と《吸血種》の詳細を出してくれませんか?」


 『良いですよ。《鬼人種》と《吸血種》ですね。』


    ーーーーーーーーーーー


  ・《鬼人種》•••《鬼人種》は元は異形種であるオーガなどの《鬼種》が知性を手に入れ、人に近い姿に進化したのが起源である。通常の〈鬼人〉は身体能力に優れ、特に膂力(りょりょく)が抜きん出て高い。さらに武器の扱いに関しても一流で、よく刀と呼ばれる片刄の剣を使用することが多い。だがその分魔法に関してはイマイチで使えたとしても身体強化などの自己強化魔法の類だけである。〈鬼人〉は戦闘において自らが傷付けば傷つくほど強くなり果てには進化さえする。

 〈Skill〉•••〈武闘気I〉〈強靭I〉〈直感I〉〈再生I〉〈狂人化I〉

 〈Ability〉•••〈武術の才〉〈筋力強化I〉〈物理耐性I〉〈魔法耐性-V〉〈生命力強化I〉〈生命力回復I〉


    ーーーーーーーーーーー


 やはり鬼というと近接戦がメインなんだろう。スキルも近接戦に特化したもので、アビリティもちょっとやそってじゃ死なない構成になっているようだ。

 そして基本的に刀を使っているってことは、日本文化に似た文化を独自に形成しているのだろう。


 (日本の男子にとって刀って憧れるよね。でもせっかくの異世界で魔法が使えないのはなあ。それに耐性も低いってなるとちょっとパスかな。)


 「ありがとうございます。《吸血種》の詳細を見せてもらえますか?」


 『もちろん良いですよ。・・こちらですね。』


    ーーーーーーーーーーー


  ・《吸血種》(眷族型)•••《吸血種》は元々異形種の中の《死霊種》の一つとされていたが、他の《死霊種》と違った生態をし、尚且つ知性を持ち人型であると言うことから《魔人種》の一つに変わった。《吸血種》は二種類の部類に分けることができる。その一つが眷属型で、これは世界に四人だけ存在する〈始祖〉が〈眷族化〉のスキルによって他種族を眷族とすることにより《吸血種》になった者で、〈始祖〉の直属の眷族が〈真祖〉であり、また〈真祖〉の眷族が〈吸血鬼〉である。眷族型は主人には逆らうことはできない。そして眷属型の《吸血種》はそれぞれの〈始祖〉の系列によって、その〈始祖〉のギフトを一部だが恩恵を受けることができる。また《吸血種》の大多数がこの眷族型である。

  〈Skill〉•••〈闇魔法I〉〈暗視I〉〈魔力操作I〉〈吸血I〉

  〈Ability〉•••〈魔力強化I〉〈物理耐性I〉〈光・神聖属性耐性-V〉〈日照耐性-V〉〈生命力強化I〉〈生命力回復I〉

  〈Gift〉•••〈◯◯〉


    ーーーーーーーーーーー


 《吸血種》は二種類あるようだ。まあ、地球の伝承などでも吸血鬼に噛まれるとその人も吸血鬼になったり眷族になったり、と言う話はよく聞くので、こう言うものなのだろう。


 (でも、これは《精霊種》と似ていて、この〈始祖〉には逆らえないて言うから遠慮したい。それに最後のギフトってなんだろう?)


 『あっ、そうでしたすみません神崎さん、この眷族型には転生できないんです。』


 そこでまたもや女神アストルティアから悪い知らせを聞かされる。


 「何故ですか?まあ、眷族型は遠慮したかったので構わないんですが。あ、それと最後のギフトってなんですか?」


 『理由ですが、この眷族型はここに書かれている通り、四人の〈始祖〉がそれぞれの主として頂天に君臨しているのですが、スキルの〈眷族化〉は主人に眷族の情報が分かるようになっているんです。これは〈真祖〉が眷族にしたものも同様です。つまり、もし仮に神崎さんをこの種に転生させると、いずれかの〈始祖〉の元に眷族にした記録のない〈吸血鬼〉が急に現れたことになってしまうので、見つかればまずいことになってしまうんです。ですから、もし《吸血種》に転生なさるのなら自然型が良いかと思います。』


 (〈眷族化〉のスキルには厄介な仕組みがあるみたいだ。そう言うことなら、確かにやめておいた方がいいかも。)


 『そして、このギフトについてですが、私から説明するより先ず読まれた方が理解し易いと思います。』


 そう言われたので、改めて次の項目を見てみると・・


    ーーーーーーーーーーー


  ・《吸血種》(自然型)•••自然型の《吸血種》は眷族型に比べると少し特殊である。自然型は膨大な魔力だまりが存在する場所で魔力が高密度に収束し肉体を生成する。そこに強い精神体が定着することにより生まれてくる。〈始祖〉は全てこの自然型である。この自然型は、非常に稀な事例であるため自然型の絶対数は眷属型に比べ極端に少ない。自然型はその特殊性により他種族と違い、特殊な能力を発現することがある。このギフトは生まれてくる魔力の性質によって変わってくるため、唯一のスキル、ユニークスキルとも言っていいだろい。このギフトは〈眷族化〉によって眷族にした者にも劣化版ではあるが与えられる。自然型は大抵、眷族型の〈吸血鬼〉より強い。

  ・〈Skill 〉•••〈闇魔法I〉〈◯◯魔法I〉〈魔力感知I〉〈魔力操作I〉〈暗視I〉〈吸血I〉

  ・〈Ability 〉•••〈魔力強化I〉〈魔法耐性I〉〈光・神聖属性耐性-V〉〈日照耐性-V〉〈生命力強化I〉〈生命力回復I〉〈魔法の才〉

  〈Gift〉•••〈◯◯〉


    ーーーーーーーーーーー


 『読んでいただいた通り、自然型は魔力だまりの性質によって力が左右されることになります。そして今回、神崎さんは〔不死の回復(イモータルリカバリー)〕によって吸血や日照などのデメリットが無くなります。それにこの特性もギフトの力ということにしておけば、怪しまれることが少なくなると思います。ですので私はオススメだと思いますよ。』


 (なるほど、確かにこのデメリットなら日に当たっても大丈夫だろう。それに〈吸血鬼〉だけど血を飲まなくてもいいのはすごくありがたい。)


 「分かりました。これにします。」


 『《吸血種》でよろしいですね。では一度ステータスに表示させますね。』


 Name:

 Race:《吸血種》〈始祖〉

 Age:    Sex:

 Level:0    Exp:0/10000

 Blood:0/1000

 Skill: 〈闇魔法I〉〈水氷魔法I〉〈魔力感知I〉〈魔力操作I〉〈暗視I〉〈吸血I〉〈眷族化I〉〈再生I〉

 Ability: 〈魔力強化I〉〈生命力強化I〉〈五感強化I〉〈魔力効率I〉〈魔法耐性I〉〈光・神聖属性耐性-I I I〉〈日照耐性-I I I〉〈生命力回復I〉〈魔力回復I〉〈魔法の才〉〈武術の才〉

 Gift:

 Title:


 (あれ?なんで〈始祖〉になっているんだ?)


最後までお読みくださりありがとうございます。誤字・脱字やアドバイスなどのご意見があればコメントしてください。


   次回もよろしくお願いします。

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