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私×生徒会長  作者: おくむらななみ
カイチョウセンキョは波乱の予感?
2/62

#1

キーンコーンカーンコーン

あ、昼休みだ。


青く澄んだ空はどこまでも高く、少し気を抜いたら身も心も持っていかれそうだ。そんなことを思いながら今日も私はベランダに向かう。


はあ……。


今日何度目かのため息をつく。こうでもしないと、ストレスがたまり続けいつか爆発してしまう気がする。


「退屈だな…。」


思わず声に出てしまう。

この退屈を解消する方法を私は二つ知っている。

一つは読書、もう一つは昼寝だ。


いつもは読書をしているが、今日は本を読むには日差しが強すぎる。壁に身を預け、目を閉じたそのとき、ふいに誰かの声がした。


「今日は読書しないんですか?」


同級生なのに敬語を使ってくる人を私は一人しか知らない。間違いなく彼、奥村くんだ。

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