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4. モっさん

「魔物って何ですか?」

「そうか、魔物も覚えていないか。つっても俺はそんな詳しくは知らんがな…まあ基本的には危険な奴らって覚えておきゃいい。友好的なやつも中にはいるらしいが。」

「は、はぁ。」

「それに最近あの辺は凶暴なモンスターが出回ってるって噂だから、俺がたまたま通ってなかったら危なかったかもしれねぇな!」



若干恩着せがましいが、確かにそうだな。礼は言っておこう。



「そうだったんですね。ありがとうございます、モっ…モルガンさん。」



あぶね、モっさんいいかけた。



「?おう、いいってことよ!ところで、お前さんこれからどうすんだ?記憶喪失ってなると何かと不便だろうし、面倒見れない事もないが…俺はこう見えて自分の事で手一杯でな。いつまでも面倒はみきれねぇと思うんだが…。」

「いえ、大丈夫です。そこまでご迷惑はかけられません。」



チッ…玉の輿コースもちょっと考えたんだが…ああ言われては流石に引くしかない。モっさんめ、こんな可愛い子をほっとくなんて中々ケチだな。



「そうか、いやすまねぇな。勿論最低限の援助はするつもりだぜ。そうだ、お前さんに特に希望がなけりゃ、一番手っ取り早いのは冒険者になっちまうのがいいかもな?」



「はぁ、冒険者、ですか?」

「ああ。各国の街にある冒険者ギルドから、ランク分けされているいろんな依頼を受けて、達成したらその依頼の難易度に応じた報酬が貰えるんだ。まあいわゆるなんでも屋みたいな存在だな。」

「はぁ…でも難しそうですね。私でもできる依頼はあるのでしょうか?」



こんなか弱い少女に血生臭い戦闘なんて無理よ!なめてるの!?



「なに、魔物の討伐とかの依頼は確かに慣れないうちは大変だが、何も討伐だけが依頼されるわけじゃないからな。」

「そうなんですね。安心しました。」

「あぁ、例えば探し物の手伝いだったり、薬草の採取だったり。一応俺も冒険者やっててな、俺がやってた薬草採取も依頼の一つだったんだ。」



なるほどね。それぐらいなら俺でもできそうだ。



「それなら、私にもできそうです。冒険者、やってみます!教えてくださりありがとうございます。」

「おう!ならまずは登録しないと、だな…こっから一番近い街だと、アルスターか。ならどうだ、俺も依頼の報告があるから行くつもりだったし、よければそこまでついてって案内するぜ?つか、これぐらいさせてくれ。」

「本当ですか?すみません何からなにまで…。お言葉に甘えます。」

「おうよ!いいって事よ!子供は大人を頼ってなんぼだぜ。」



大人なら養ってよ!んもう、まったくゥ〜



こうしてとりあえずモっさんが仲間になった。

お話書くのって難しいですね 笑

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