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“私の彼氏の浮気相手はいつも私の隣に居た友達の彼女だった!“

作者: 七瀬





“私の彼氏の浮気相手はいつも私の隣に居た友達の彼女だった!“



私は何も知らなかった。

彼がいつから私に隠れて浮気していたのか、、、?

しかも? 彼の浮気相手は、“いつも私の隣に居た友達の彼女だった!“



・・・彼女とは? “中学一年生の時に同じクラスになりその頃からずっと

私と彼女は仲が良く、大人になった今でもしょっちゅうお互いの家を行き来

するほど仲がいい!

だから私が1年前から付き合っていた彼も、私は彼女に紹介していた。

彼女は私の彼とも仲良くしてくれて時間が合えば? 3人で食事に行く

事も多々あったのだ!


“私は彼女を完全に信じ切っていた!“

私は彼女が絶対に裏切らないと信じていたのに......。




私と彼が大喧嘩した時に、“彼から彼女と何度か体の関係をもった“と

聞かされて、私は動揺が止まらなかった!




『“俺にとって志歩は、いい男女の友達だよ!“』

『・・・えぇ!? そ、それって、どういう意味?』

『知らなかったと思うけど? 俺と志歩は何度も体の関係をもって

たんだよな! どうだ、ビックリしたか?』

『・・・う、嘘よ! 嘘でしょ? なんで志歩ちゃんが、』

『“あの女! 尻軽女だよ、初めて志歩とヤッタ時も簡単に俺と寝たしさ!』

『・・・し、志歩ちゃんはそんな子じゃないわ!』

『ミユが知らないだけで、あの女! 相当、男遊びしてるぞ!』

『志歩ちゃんを悪く言わないで!』

『ミユの知らないところで、あの女! お前の知ってる男を喰いまく

ってるって噂だけどな!』

『・・・そ、そんな、』

『ミユの弟もあの女、喰ったみたいだぞ!』

『・・・た、尊を?』

『じゃあ、今から尊クンの携帯に電話して聞いてみたらどうだ?』

『“分かったわよ、そこまで言うなら聞いてみるわ!』



【プルルルル プルルルル プルルルル】



『どうしたんだよ、姉貴?』

『“どうしても尊に聞きたい事があって、志歩ちゃんの事で、“』

『“・・・奏くんから聞いたのか?“』

『やっぱり本当の話なんだ!』

『志歩さんは、何も悪くないよ! 全部、オレが、だから姉貴は志歩さんに、』

『うるさい! もういい!』

【ガチャ】

『・・・あ、姉貴? 姉貴、』





 *




『どうだった? 本当の話だっただろう!』

『なんで、いつから? 私に隠れて志歩ちゃんと浮気してたの?』

『“最初からだよ!“』

『・・・最初から、えぇ!?』

『“ミユが俺に志歩を紹介してくれたあの時からだ!“』

『・・・そ、そんな、私達が付き合って直ぐじゃない!』

『あぁ、丁度! 一年前だろうな。』

『・・・・・・』

『その頃、ミユは他にも志歩にいろんな男性ひとを紹介してたん

じゃないのか? 皆、あの女に喰われてるよ。』

『・・・し、志歩ちゃんが、』

『俺も志歩とは何度も体の関係をもったよ。』

『“直接! 確かめてみるわ!“』

『そうするといいよ、でも俺はミユと別れる気はないから。』

『“その事は、また後で考えるわ! 今は志歩ちゃんと話をして、

私は本当の真実が知りたいの!』

『まあ~好きなようにすればいいよ!』

『・・・・・・』





・・・私は彼氏が浮気をした事よりも、仲が良い友達の志歩ちゃんが

私の彼氏とずっと浮気を繰り返していた事に腹が立っていた!




『“会って話したい事があるの? いいかな?“』

『いいよ。』





こうして私は彼女と会って、話す事に、、、。



『“なんで?“』

『奏クンに聞いたの?』

『そう!』

『じゃあ、ちゃんと話さないとね!』

『なんで、こんな事をするの?』

『“ワタシはミユ、アンタを妬んでいたわ! いつも何処でも男達は皆、

アンタにだけ優しくして! 本当に腹が立つ!』

『“私への妬みから?“』

『そうね、最初は違ったんだけど? 羨ましかったのよ! 何でも持ってる

アンタを羨ましいと思ったのよ!』

『・・・し、志歩、』

『“アンタと友達になったあの時からワタシはアンタが本当に嫌いだった!“』

『・・・な、なんでよ、』

『だから! アンタを苦しめる事しか考えてなかったわ!』

『そ、そんな、』

『“でもこれで! 仲が良い友達ごっこは終わりね!“』

『志歩ちゃん!』

『もう名前も呼ばないで! 全部、終わりよ!』

『・・・・・・』






・・・私は友達の彼女を、“心から信用していたし大好きだった!“

それは出会った、あの頃から私は何も変わらない!

でも? 彼女は最初から私の事を嫌いだったと知ったわ。

ずっと私を妬んで恨んでいたのよ。

何も知らない私は、彼女に付き合いたての彼を紹介したり、弟も紹介

して何度も会わせたりしたわ!

会社の良くしてくれる先輩だんせいも時間があえば会わせたりしたの。



でも彼女は、“私が会わせた男性みんなと体の関係をもっていたらしい。

凄くショックだったけど、、、?

私も悪いだと気づいたわ!

彼女にそう思わせた私も悪いんだと、、、。

だからもう私は彼女とは会わない!

“もう友達じゃないし、、、!“


私と付き合っていた彼ともあの後、直ぐに別れたしね。

今ではこれで良かったんだと思っているわ!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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