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僕は14歳で亡くなった

作者: 原一文

僕は14歳で亡くなった。

13歳半の時、風邪で入院した。

なぜが入院してから、風邪が一向に治れなくて、ますます重体になって、

14歳の誕生日に、お母さんがケーキを用意してくれた。

「あきら、ろうそくを吹き消して」と優しくて声掛けてくれた。

僕は精一杯力を込めって、ろうそくを吹き消した。周り真っ暗になった。

なぜがお母さんの「あきら」と叫んて泣き崩れた。たくさんの医師と看護師も

私の周りにバタバタと動いた。医師がすごい力で僕の胸をマッサージした。

最後に医師は僕の死亡を宣告した。


まだ14歳になったばかりのに、悔しかった。

クラスメイトの香りちゃんが好きなので、何回を声をかけようと思って、

恥ずかしくて、声をかけなかった。

でももう出来なくて、悔しかった。


高校に入って、ハンドボールをやろうと思った。

お父さんは昔、ハンドボールの選手だった。

中学校にハンドボールクラブがなくて、高校に入れば、ハンドボールの部活があって、かならずやろうと思った。

でももう出来なくて、悔しかった。


将来、大学に行って、エンジニアになって、宇宙開発の仕事を携わりたかった。

でももう出来なくて、悔しかった。


結婚して、子供を連れて、ディズニーランドに行きたかった。

でももう出来なくて、悔しかった。


僕は病院でぶらぶらして、自分の死因がわかった。病院の医療ミスで

間違い薬を投入されて、僕がそのせいで亡くなった。

病院側からお母さんに僕の死因が血液のガンだと説明した。

僕の葬式時、中学校のクラスメイトが全員来た。

病院の院長も来て、個人の名義でお母さんに10万を渡した。

葬式で、お父さんは病院の先生方々が全力に僕を救うために働いてくれた事に感謝した。

式場の全員は皆感動して涙を流した。

空から天使が降りて来て、僕を迎えに来た。












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